プロレスの星・アステカイザー

今回は、アステカイザー・スタンダードサイズです。







まず、この人形に対して、突っ込ませ
てもらいます。天下のSTマークが付
いたこの人形の、斜めたすき掛け部分
のこのソフトビニール製別パーツです
が、確実に、鋭利な、刃物状態になっ
ています。幼児がこれで遊んでいたら
確実に、指切ります。

ソフトビニールって、幼児が安全に遊
べる、代表的な玩具素材という側面と
このように、鋭利な刃物にさえ、なり
得るという、極端な二面性を備えた、
素材だという事が、よく解る事例です

今回、一応スタンダードサイズという
括りに、入れさせてもらいましたが、
若干小さい印象があります。両脚が、
一体型で成型されていますし。

ミドルサイズと位置づけられる程小ぶ
りでは無い、けどスタンダードサイズ
と呼ぶには、若干物足りなさをも、感
じさせる大きさなのですが、そこは、
ウインドウボックスタイプのパッケー
ジの為さる技、というか、デラックス
タイプなソフビ人形という印象づけは
成功しています。

腕のカイナ部分、胸のたすき掛け部分
と、別パーツ使用で、尚更デラックス
感を出す事に、輪をかけていますしね

頭も非常に、小さく造形されていて、
いわゆる、分かりやすい、この時代の
ヒーロースタンダードソフビ人形と、
同じ質感という感じからは、ほど遠い
造形でまとめられています。

額に着いている、アステカの星が、更
に、小顔に上品感をプラスさせる演出
になっています。










写真補足

アステカイザー・箱入り・スタンダードサイズ ヨネザワ製

プロレスの星・アステカイザー 1976年10月7日−1977年3月31日 NET系で放映 全26話

追記

今この現代だからこそ、言える突っ込
み所と言えばもう、

その髪型は、ニッチェ江上敬子かッ!

って所ですか、でも、アクマイザー3
のザビタンにも同じ様な突っ込みを入
る事が可能です。(そもそも髪型では
無いんですけどね)

実際のテレビ放映ですが、自分的には
ほぼほぼ、見てた記憶は、ありません
かろうじて、数回見た記憶は、なんか
脳味噌の、端に澱んでいますがね。

自分的に、凄く印象が残る、事実事で
は永井豪・石川賢のダイナミックプロ
と、円谷プロの制作番組だという部分

今まで、そんな組み合わせ見た事聞い
た事が無かったので。斬新だと思いま
す。

そして、ジョージ高野ですよ!ザ・コ
ブラの中の人!プロレスの星・アステ
カイザーというくらいだからプロレス
に関する、これから、という人材が、
これでもか!と使われています。新日
本プロレス限定ですがね。

僕がこのジョージ高野を、初めて意識
しだしたのは、多分、うる覚えなんで
すが、家は朝デイリースポーツも取っ
ていましたし、もちろん週間ファイト
も欠かさず買っていたんですが、その
中の記事で、モハメッド・アリ周辺の
所へ、ボクシング習得の為、もしくは
ボクサーとして?!弟子入りに渡米す
るとかなんとか、記事だったと。

やはり、僕は思うのですが、外国人と
の混血児が持つ特有の身体的ポテンシ
ャルの高さというのは、もはや誰が見
ても明らかです。先のオリンピックで
は、日本人が走る系の種目で、メダル
を取ったり、テニスでも大阪の混血の
女の人が、凄い大会で成績を残したり
と、特に色の黒い、混血児の方々が、
従来の純、日本人では成しえなかった
偉業を成し遂げていますね。

そこで、ジョージ高野ですよ!絶対に
将来有望なレスラー候補だったはず!

奇しくも、猪木対モハメッドアリ戦が
行われたのが、この年だったというこ
ともあり、何かと交流や、柵、パート
ナーシップ会談など色々なことがあっ
たのでしょう。