今回は、Zシリーズ・ガイコッツです。
このガイコッツの不思議な点は、当時
タカトクが業界誌に打っていた広告に
一度も登場していない、という事実で
す。
もちろん、一般に流通されていた製品
に封入されていたカタログには、しっ
かりと載っていますが。
この製品の発売された時期は、という
と、まずメカブトン、テントウキ、ヤ
ゴマリン、チョロ坊、という第一弾的
な、流れがあり、そして、今回のガイ
コッツです。その後に、クワガッタン
ドタバッタン、という順序ですね。
敵のメインマシーンの製品化(しかも
ドクロの形状)という、非常に攻めて
いる、商品戦略でした。
そして、実際の商品を、いくつか見て
きて、このガイコッツについて、個人
的に思う事があります。それは、手塗
り感、です。
合金玩具では、マスク型を使用して、
色を塗り分ける、行程、が普通に行わ
れる程、一応お金をかけた製品だと、
思っていました。(もしかしたら、自
分の勘違いで、この部位も普通にマス
ク塗装かもしれないけれど)このガイ
コッツの水色と、枠の黒部位は、なん
か、どの個体見ても、ブレブレなんで
す。なので、工場の方々の手塗り作業
なのかなぁと思っています。
写真 補足
Zシリーズ・ガイコッツ タカトク製
タイムボカン 1975年10月4日ー1976年−12月24日 全61話 フジテレビ系列にて放映
追記
今回久しぶりにというか、もしかして
(数十年前に)購入後初めて?!箱を
開封して、すっかり忘れていた事で、
この玩具には、銀玉鉄砲の玉が、封入
されている、という事実。
ガキの頃、誰もが皆、銀玉鉄砲を持っ
ていて、打ち合って遊んでいましたか
ら、本当に久しぶりに、「銀玉」とい
うものを触りました、というか、目の
前に現れました。銀玉戦争って呼んで
いたかなぁ。この遊び。
当時は、もう顔に当たる、目に当たる
とか日常的でしたから、今思えば、か
なり危険な遊びでしたよね、、、
当時の防御策といえば、もう、誰しも
が装着していた、野球帽の裏に、折り
たたんで、仕舞われている、あのグリ
ーンの、透明プラ状のものを、カチっ
と、折り返し、顔というか、目に覆う
という、、、
あれ、なんていう物体なんですか?!
今だと、もうメッシュタイプが、普通
だと思うけど、自分のガキ時代だと、
普通に緑色の、逆光よけ、の役目を果
たす、プラ素材だったんです。
一応かるく、ググったけど、的確な名
称が、出てこなかったんだよなぁ、、
追記2
野球帽とか、いうワード書き出したら
なんか、凄く懐かしい気持ちになりま
した。
基本ガキなんて(小学生低学年)常に
野球帽装着がデフォルトなんです。
自分は、小学校1年生、だと阪神が好
きでした。割と阪神ファン歴は、その
後の小学生の高学年になるまで、続い
た記憶。この辺り、昭和40年代の巨
人は、V9時代でもあったので、普通
に、誰しもアンチ巨人な気分にも、な
りますよね。
「侍ジャイアンツ」の、ウルフチーフ
が好きだった、というのも大きいし、
アンダースローを駆使していた、上田
次朗(二郎?)の大ファンというのも
あり、阪神タイガースが大好きでした
なので、あの黒と黄色の阪神キャップ
でした。
で、野球好きになれば、実際に、後楽
園球場が近所にある為見に行くわけ。
しかし、まぁまずセリーグの試合なん
か、見れません!小学生低学年には、
チケットが高い!!親、親類、誰一人
野球になんか、興味無い家系だったし
で、皮肉の策が、パリーグ観戦ですよ
当時の日本ハム・ファイターズは、後
楽園球場が本拠地でしたから、日ハム
のファンクラブに、入会すれば、帽子
とユニフォーム(上)がもらえて、し
かも(年間外野でなら、会員証提示で
観戦はタダでした)
だから、僕ら野球好きな小学生は、皆
生プロ野球観戦目的で、日ハムファン
クラブに、入会していましたよ。パリ
ーグの好き嫌いは、置いておいてね。
この時代のパリーグの試合会場って、
もう水島新司の漫画「あぶさん」その
ものの世界観、だった記憶、、、
そーです。スッカスカの会場、、、
ということで、小学生時代は、阪神、
日本ハム、どちらかの野球帽が自分の
デフォルトキャップでした。でね、ま
ぁ野球帽の横に、バッジを付けるのは
もう、普通の男子なら、当たり前です
冬用の全部布で覆われたキャップでは
なく、夏用の後ろがメッシュタイプが
普通でしたから、バッチ装着も楽でし
た。
日ハムファンクラブに入会で、(あの
子供の絵の昭和ロゴ)ロゴバッチもも
らえました。このバッチが、針部位が
フレキシブルに、回るタイプで、色々
便利だったのです。
このガキの頃、「コーラ戦争」という
遊びも、自分らの周りでは、流行って
いました。なんちゃって野球である、
「ハンドベース」の終盤に、流れで、
やっていました。暑い夏の時期限定だ
ったかなぁ、、
コーラの250ミリ缶のプルの真ん中
の小さな丸部位に、この日ハムバッチ
を外し、針で穴を開けます。で、穴を
指でふさいで、思いっきり缶を振りま
す。で、指を微調整しながら、浮かせ
ると、コーラの炭酸が、暴発状態で、
レーザービームの様に、飛ぶのです。
それを当て合うのが「コーラ戦争」。
まぁ要するに、プロ野球の優勝パーテ
ィーで、ビール掛け合う、あの行為の
疑似体験みたいなもんですよ。あれ、
あんなん、テレビで見たら、誰だって
やりたいなぁ〜って思いますよ、普通
の小学生男子なら。今回、このガイコ
ッツ流れで、
銀玉鉄砲って、ワード書いたら、つい
つい、小学生時代の「銀玉戦争」そし
て、その対で思い出の「コーラ戦争」
までを思い出してしまったので、つい
ここで、書きたくなってしまいました
で、コーラに穴あけ作業で、大事なキ
ーポイントなのが、日ハムファンクラ
ブ会員のみ持っている、あのフレキシ
ブルで、尖った「バッチの針」がマス
ト!なんです。
で、同じ歳で、隣の区で、同じ時期に
日ハムファンクラブに入会していた、
という、ラジオの王様!伊集院光には
若干のシンパシーが、湧くんです。
なんか、関連でまた伊集院の話、出し
てしまうけど、そーいえば、少し前、
彼の所属している草野球チームである
「ビッグアスホールズ」の野球帽、誤
発注の為、大量に製作してしまった帽
子のプレゼント的な事やってましたね
今回、長くなってしまいました、、、
実際の昭和玩具を通して、自分の体験
や思い出話を、自分で思い出し、自分
の記録用に、自分の為に書き出して、
という、ある意味、自分のボケ防止の
為を兼ねた、終活活動の一環なんです
が、気分が乗れば、この様に沢山文字
を打ってしまう事もあります。
わざわざ、この追記文章まで、目を通
してくださった方、どうもありがとう
ございました。
*日本ハムファンクラブのバッチの回