今回は、マルサン・ゴジラとミニラで
す(ついでに、ハワイ版も)
とにかく、東宝怪獣ゴジラがまず有っ
て、その後の、東宝怪獣や円谷製作の
ウルトラQ怪獣達に繋がるわけで、そ
の存在意義がとてつもなく大きいです
日本の怪獣の原点でもあるんだけど一
作目の映画から、北米興業展開もして
いた訳で、存在感・ビジネス的にも、
世界規模でありました。
アメリカの、怪物キャラクター造形の
ビジネスラインである、オーロラの、
プラモデルで、ゴジラが発売されてい
た、というところから、話しをスター
トした方が良いですね。
第一作目以降は、何かとゴジラ対何々
という感じで、現代まで続いて行くわ
けです。
アメリカ側が、アイデアや合作といっ
た形で、東宝作品に絡んでくると出て
来るのが、キングコングやフランケン
シュタインです。
フランケンシュタインは実際には、相
手役になりませんでしたが、和風アレ
ンジで、サンダやガイラとなったり、
あとは地底怪獣バラゴンと直接対戦し
ました。
その、アメリカンモンスターを商品化
してきたオーロラ社からゴジラのディ
スプレイ型のプラスチックモデルが、
発売されたのが1964年。
その造形を、参考にしたと思われる、
マルサン製品は、その同年少し遅れる
形で電動歩行プラモデルという形態の
商品になり発売されました。
そのマルサン怪獣製品、第一号である
電動歩行プラスチックモデルそのまま
の造形をソフトビニールで表現したの
が、ゴジラです。
ゴジラは対キングコングの時のスーツ
をモデルに造形されている、と言われ
てます。
ミニラはそのまま、映画初登場の時、
そのままの造形です。
ミニラは、海外ではミニヤと呼ばれて
いて、愛嬌がありますね。当時の赤塚
不二夫漫画に出てくるキャラクターが
デザインモデルとされていますが、ど
ーなんでしょう。
当時はゴジラが劇中でしぇーまでやっ
ていた時代なので、あるでしょうね。
ハワイで、販売されていたゴジラも載
せておきますね。個人的に、この肌色
に青メタリックという包みスプレーは
大好きです。擦れて味が出て行く様も
また、乙なんですよね。
手の平サイズの、ゴジラのポリエステ
ル製パチも載せておきます。これが中
々の出来です。
マルサン最初期のゴジラに付いてい
たJテールバリの尻尾ですよ。発売
時期やメーカーなどの詳細は、全く
不明です。
ただ、販売形態が不思議でしたよ。
ボートの操縦席に、乗っています。
ちなみに他にはゴメスが発売されて
いました。もちろん、ゴメス造形も
マルサン製電動歩行プラスチックモ
デルの縮小版です。
写真補足
ゴジラ マルサン製 足裏刻印無し マルサン製
ゴジラ 赤眼 破損 足裏刻印有り マルサン製
ミニラ マルサン製
ゴジラ ブルマァク製
ゴジラ (赤)ポリエステル メーカー不明
「ゴジラ」 1954年11月3日公開
「ゴジラの逆襲」1955年4月24日公開
「キングコング対ゴジラ」1962年8月11日公開
「モスラ対ゴジラ」1964年4月29日公開
「三大怪獣 地球最大の決戦」1964年12月20日公開
「怪獣大戦争」1965年12月19日公開
「ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘 1966年12月17日公開
「怪獣島の決戦 ゴジラの息子 1967年12月16日公開
「怪獣総進撃」1968年8月1日公開
「ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃」1969年12月20日公開
「ゴジラ対ヘドラ」1971年7月24日l公開
「地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン」1972年3月12日公開
「ゴジラ対メガロ」1973年3月17日公開
「ゴジラ対メカゴジラ」1974年3月21日公開
「メカゴジラの逆襲」1975年3月15日公開