ガバラ、バラン、モゲラ

今回はガバラ、バラン、モゲラです。

























ガバラは幼児期に持っていましたが、
映画、第一回・東宝チャンピオン祭り

ゴジラ、ガバラ、ミニラオール怪獣大
進撃(1969年12月公開)

で、僕は当時まだ二歳半年ほどな、赤
ちゃんと言って差し支えないですが、
劇場で観た記憶は有るんですよね。
再上映かどうかは、今となっては確か
めようがありません。

ただ、2、3、4歳の頃が僕の怪獣大
好きのピークだったらしいです。第二
次怪獣ブームでは、もちろん怪獣大好
きは続いていたのですが仮面ライダー
などの変身ものに興味が移って行った
んですね。

幼稚園ではライダーブームが、半端な
かったですし。後、幼稚園の後期にな
ると何気に

太陽にほえろごっこ

も凄かったんですよね。これ、今考え
ると謎ですが初期ライダーのダークな
ドラマ性と初期太陽にほえろのアウト
ロードラマの関連性が何かあったので
しょうか?今後、検証する価値あるか
もしれません。

男が50歳になると、自分が2、3、
4、5歳の頃、何故それにハマッてい
ったのかもう一度検証してみたくなる
ものなんですよね。

本来なら、メディア上では、よく対で
登場するスタンダードサイズのミニラ
と載せたかったですが、持っていない
ので、しょうがないです。ミニラと、
このガバラは島田トーイ(MSヒヨコ
マーク)製の刻印の物が多いのですが
このガバラの脚裏は、ブルマァク製の
刻印があります。

島田トーイは幼児が水際で遊ぶ、やわ
らかいピーピー鳴く動物ソフビ人形や
キューピーさん人形を製造販売してい
た会社ですね。

マルサン・ブルマァクはそもそも、こ
の系統(かわいい幼児玩具)がルーツ
(原型師が共通)であるから色々、会
社的に繋がりもあるのでしょう。

ガバラ、ミニラの他に恐竜百万年の、
ステゴザウルスが島田トーイ製の物で
よくあります。

そしてこのガバラ。ガマガエルの怪獣
という事で、身体のテクスチャーは、
イボイボですね。顔はもう化け猫の様
です、がよーく、アップで見てると、
やんちゃなイジメッコ怪獣の雰囲気を
よーく出しているのがわかります。

そして、バラン。

大怪獣バラン(1958年)白黒映画

として、単独怪獣映画でデビューして
いました。この怪獣は幼児期には持っ
ていませんでした。映画の存在は一応
知ってはいましたが当時から何故か見
る機会を逃してしまってます。

造形も自分が、イマイチ乗り切れない
デフォルメ具合なんですよね。この原
型製作の方が手掛けた怪獣って、一律
で硬いソフビのイメージがあります。
重量も軽いというか。

そしてモゲラです。

地球防衛軍(1957年)

で登場したロボット怪獣です。これは
幼児期持っていました。しかし、この
モゲラは企画段階の、デザインで怪獣
人形が造られてしまっていて何とも言
えない、ひょろひょろの身体になって
しまっています。でも、当時メカ二コ
ングとこのモゲラは対でよく遊んでい
た記憶がありますね。

今回、イマイチ乗り気になれない怪獣
ばっかりで、文章を終えようとしてい
ましたが、そこはなんとか回避したい
ところで、人生半世紀折り返し地点を
超えた男は、一周回った考えかたで、
まずガバラを持ち上げます。

やっぱり、東宝企画のテレビ作品であ
るゴッドマン、グリーンマンに出てき
て戦っている、という部分が、ガバラ
の存在感を一つ上げているんですよね

汚い着ぐるみになっていようがいまい
が、あの鉄球を振り回して戦うそして

ゴッドマン 拡 大

という必殺ワードで評価がうなぎ上り
のヒーローと一戦交わっているのだか
ら、立派な怪獣ですよ、珍しいヒーロ
ーソフビ人形のグリーンマンと並べる
ための引き立て役なんかにもぴったり
です。






写真 補足

ガバラ スタンダードサイズ ブルマァク製
バラン スタンダードサイズ ブルマァク製
モゲラ スタンダードサイズ ブルマァク製

ガバラ 「ゴジラ、ガバラ、ミニラオール怪獣大進撃」1969年12月20日公開 に登場
バラン 「大怪獣 バラン」1958年 公開 に登場
モゲラ 「地球防衛軍」195年 公開 に登場