カプセル怪獣アギラ

今回は、カプセル怪獣アギラです。









玩具商報1969年8月号

マルサンからブルマァクに、怪獣販売
が移行してから、最初のブルマァクの
ラインナップは、ほぼマルサン怪獣の
金型を流用したものでしたが、ブルマ
ァクの初の、金型流用では無い、自社
製品の怪獣の一つが、アギラだと思い
ます。

当時の、玩具業界紙に、唯一マルサン
怪獣ラインナップに混じってアギラが
紛れて写真に写っているのです。

アギラは2回登場しています。第32
話『散歩する惑星』ではリッガーと戦
い、第46話『ダン対セブンの決闘』
では、ニセウルトラセブンと戦いまし
た。

僕は幼児期、このアギラを持っていま
した。やっぱりセブンの味方である、
カプセル怪獣は、絶対に持っていたい
怪獣人形だったのです。

ミクラス・ウインダム・アギラの3匹
は怪獣人形遊びには絶対に欠かせませ
ん。何故なら、僕は幼児期にウルトラ
マン・ウルトラセブン共にスタンダー
ドサイズを持っていなかったのです。

何故だか、450円サイズと言われて
いる少し大きめのサイズの人形の方を
持っていたのです。

大きいので、怪獣と戦う時に大きさが
つり合いません!(近所の幼児達も、
ヒーロー人形は皆450円サイズの方
が、持っている率が高かったですね)

これは何を意味するのか、今又検証す
る価値がある案件だと思っています。

何故なら、現在というか、中古玩具市
場を30年近く見続けていて、450
円サイズとスタンダードサイズの現存
率、出現率の割合を比べると、極端に
スタンダードサイズの現存率の方が、
低いのです。(ウルトラマン・ウルト
ラセブンのみに限ってということで話
しを進めさせてもらいます)

ちなみに僕の住んでいた地域限定の、
あるあるネタかもしれないのですが、
僕の世代では男子の名前でアキラとい
うのは、割と多くて結構周りに居まし
た。大体皆アギラ呼ばわりされていま
したね。




写真 補足

アギラ ブルマァク製

ウルトラセブン 1967年10月1日ー1968年9月8日 全49話

第32話「散歩する惑星」、第46話「ダン対セブンの決闘」に登場