今回は、植物怪獣ビッグアイです。
ビッグアイも、タイガンもデザインは
米谷佳晃によるものですが、その事実
に、ちゃんと向き合ってこの怪獣の事
を、考えているか、いないか、という
部分がポイントになりますね。
ウルトラマンに出て来る、
スフラン
をイメージしてからの、緊急指令104
1010に出て来る、
植獣ダーリングウツボ
が、出来て来るのですが、ビッグアイ
が、しっかりと時系列の前に並ぶとい
う事実。
そして、それは、後の東宝作品ゴジラ
対ビオランテの、
バイオ植物怪獣ビオランテ
の、デザインにまでリンクしていくの
です。バイオ怪獣という事では、帰っ
てきたウルトラマンのレオゴンにも通
じますね。
一見、葉っぱ系緑黄色の、バイオ系怪
獣?で、終わるとこを、植物系怪獣の
この連携しているラインに、気づいて
考慮すると、ビッグアイの、立ち位置
というものに、新たな気づきが出てき
て、この植物怪獣のオリジナリティの
造型部分まで深く再考慮していきたく
なるんです。
そこで、怪獣人形を撮影、配置して、
改めて、見直していく作業という事が
今回できて、本当によかったです。
一つ目って、意外と無いんですよね。
怪獣デザイナー達が避けてきた、容姿
なのでしょうか?
一見、ガンマー第3号宇宙大作戦の、
怪獣フローラに雰囲気、イメージが重
なり合う部分もある気がしています。
ブルマァク製の、ビッグアイを購入す
る機会があったにはありましたが、自
分にとって、通称ビッグ5の怪獣収集
の、ラストにも当たるし、贋作問題も
知っていたので、よほど、出所がしっ
かりとしたものではないと、迂闊に手
を出しにくなってしまっていましたね
・ビッグ5(ミラーマン怪獣)とは?
タイガン、キングワンダー、スフェノ
ドン、カメレゴン、ビッグアイ、の5
体を指しています。
とうとう購入の機会を逃したまま現在
にまで来てしまいました。
自分は、画像を見て怪獣人形を買う、
ということはしませんね、実際に、手
に取り判断して購入する派です。
円谷エンタープライズ製の、タイガン
は、オリジナルブルマァク製ソフビよ
りも、ソフビの組み合わせが、わりと
しっかりしたものが、多い印象があり
ます。
まぁそれぞれ、固体差なのでアレで
すし、ブルマァクの方が発売して年
月がずっと経っているというのもあ
りますし、足裏の、刻印変更などの
処理で、金型を新たに作り直してい
るというのもありますが、円谷エン
タープライズ製の方が、実際に手に
して触る機会が多かったのでそんな
印象があります。
ビッグアイも、タイガンも赤成型色に
黒のスプレーが吹いてあるのですが、
赤に黒って、もったいないですね。
是非、青メタリックを、もっと大量に
吹いていてほしかったです、、青メタ
リックの下地に黒は正解ですが。ビッ
グアイは緑主体だし、タイガンには少
し青を感じとれるのですがね
写真 補足
植物怪獣ビッグアイ 円谷エンタープライズ製
液体怪獣タイガン 円谷エンタープライズ製
ミラーマン 1971年12月5日ー1972年11月26日 フジテレビ系で放映 全51話
第18話「危機一髪!S.G.M」
第21話「恐怖の液体怪獣タイガン」