交通事故怪獣クルマニクラス

今回は、交通事故怪獣クルマニクラスです。










スポーツカーに跳ねられた、少年が、
その時、脇に抱えていた、親父が造っ
てくれた怪獣人形が、大きくなったも
のです。

もう、幼少の頃から、良く覚えている
この怪獣は、半分冗談みたいな造形の
怪獣ですよね。何故なら、販売されて
いたソフビ人形には、肩からタスキを
掛けていて、しかも交通安全用語が書
いてあったり、身体には、タイヤ跡が
あったり、両手はクレーン車のフック
の様だし、、、

帰って来たウルトラマンの怪獣、ビー
コンと被るデザインですよね。目が三
つもある怪獣って、見渡してみても、
この1971年産のこの怪獣二体だけ
でしょう。

なんだかんだ言ったところで、怪獣造
形の匠、高山良策の苦心の作品である
クルマニクラスの顔部分は、もう信号
機そのまんまのモチーフなんですよ。

怒りモードの赤い点滅、正常心モード
の青い点滅、など、とても分かりやす
いアレンジで子供が見ても、一目瞭然
で信号機の顔つきです。

全国から応募で、集まったオリジナル
怪獣応募作品である

「ダンプニクラス」

からの、クルマニクラスへの転身です
少年が手掛けた初期デザインの面影も
しっかりと、着ぐるみには残されてい
ます。

手先のクレーンの様な引っ掛け部分で
す。これは、建設トラックの牽引用部
品です。車をこの手で持ち上げるので
すが、何故か愛嬌を感じさせてしまい
ますね、、、怪獣なのに。

怪獣同士、この回ではバロンザウルス
との戦いや、スペクトルマンとの絡み
でも、怪獣なりの葛藤や、気持ちの揺
れ、この場合、信号機風の眼の色味、
という所でクルマニクラスの繊細な心
の部分が映像から十分に伝わってきま
した。

最後に、クルマニクラスのソフビ人形
に感じることですが、、、成型色の事
なんですが、美味しそうな、パウンド
ケーキの様な色で抜いてあります。

焦げ目もありで、怪獣人形としては、
今までにない成型色だと思います。後
は、マスダヤのスペクトルマン怪獣人
形全般に言える事なんですが、手塗り
部分が、意外と多いんです。ここでも
マスダヤの怪獣人形の、こだわりとい
うか、ブルマァク社製品とは、決して
似ないように、という一手間がオリジ
ナリティを感じます。

写真 補足

交通事故怪獣クルマニクラス 襷欠品 マスダヤ製

第23話「交通事故怪獣クルマニクラス!!」 第24話「危うし!!クルマニクラス」に登場

宇宙猿人ゴリ・宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン・スペクトルマン 1971年1月2日-1972年3月25日 全63話

・宇宙猿人ゴリ 1971年1月2日ー1971年5月15日(20回)

・宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン 1971年5月22日ー1971年9月25日(20回)

・スペクトルマン 1971年10月2日ー1972年3月25日(23回)