今回はグロンケンです。ミドルサイ
ズです。これも多分、ウルトラマン
レオの放映時期にリリースされた物
だと。ミドルサイズなのに、なんな
んですか!この重圧感!
この頃のミドルサイズは、ソフビ怪獣
のデフォルメ技術が、頂点にまで、登
りつめていた状態であり、ミドルサイ
ズというフォーマットを極限まで生か
した、素晴らしい商品だと思います。
安い、そして、壊れない、しかも出来
が素晴らしいという、日本の怪獣人形
の金字塔の様な製品が、怪獣人形ブー
ム終盤だというにもかかわらず、密か
に玩具店の店先にぶら下がっていた訳
です。
ミラーマン怪獣やウルトラマンエース
やタロウやレオの怪獣達がもっとこの
形態で発売されていたら、と妄想して
いるだけで、ゾクゾクしますね。
僕いっつも妄想してるんですけど、流
星人間ゾーン、ジャンボーグエース、
この辺の怪獣達をこの雰囲気の、造型
で立体化したら、ほんとかっこいいと
思うんです。エースキラーは、ミドル
サイズで出てるんですが、アンチゴー
ネ、マッドゴーネ、サタンゴーネ、デ
モンゴーネ、この辺をこのテイストの
ミドルサイズがあるとなんか最高だと
思うんですよ。
まぁ、結局この原型だからこそ素晴ら
しいんですけどね。何故、その後の、
第三次怪獣ブーム以降の怪獣人形は、
あんなへタレているんですかね。折角
ここまで上り詰めた日本の原型製作の
技術は、下降線を絵描いていきます。
残念ですね。
写真 補足
グロンケン ミドルサイズ ブルマァク製
帰ってきたウルトラマン 1971年4月2日ー1972年3月31日 全51話