今回は、キカイダー・シャンプーボト
ルです。
数あるキカイダー造型の中で、僕が思
うに、機械部分の解釈を最も素晴らし
くおもちゃらしく、表現出来ている造
型物が、このシャンプーボトルだと!
断言したい!!
ブロー成型技術の限界を軽く超越した
この匠のセンスに、僕はヤラレテいま
す。ソフトビニール製品を超えていま
すね。この頭部分の解釈加減は。
昭和の放映時期に、物凄く沢山のキカ
イダー造型物が発売されていた訳です
が、何故か、機械部分の表現に、納得
出来ている物が少ない気がしています
フードを工夫していたりして、それな
りの物はありましたが、肝心の機械部
分とのバランスが伴っていないと思っ
てます。
サンスター製・シャンプーボトルの、
おはこ芸である、番組タイトルのエン
ボス加工は、この製品の格を上げてく
れます。僕はこの仕様が大好きです。
そして、非常に珍しい、赤と青の二色
使いの胴体。綺麗に二色が分かれてい
て、ブロー成型の製品でも、ここまで
の製品ってなかなか無い気がします。
写真 補足
人造人間キカイダー・シャンプーボトル サンスター製
人造人間キカイダー 1972年7月9日-1973年5月5日 全43話 NET系列で放映