今回は、イナズマン・ニセモノ・小サ
イズです。
何種類か、イナズマンの小さいサイズ
のニセモノは販売されていたのですが
このニセモノの頭の触覚の蛾の様な、
表現が原作の流れる様な触覚の雰囲気
を微量でも感じれるので、僕はこの、
ニセモノが大好きです。
仮面ライダーの玩具も、最初は、原作
のデザインの触覚部分をそのまま再現
した物が、販売されていました。僕が
思うに、原作の作画の良さを出す、と
いうお題目も有ったとは思いますが、
この仮面ライダー放映時期にSTマー
クシステムが、出てきて、当然幼児達
も購買対象にあった為、尖った部分の
有る玩具発売に若干の抵抗があった為
では?とも思っています。
話をこの、イナズマンに戻しますが、
造型の節々、小さな部分に愛を感じれ
るのです。原型師のセンスだと思うの
ですが、パチ専門の原型師とは、仕事
の種類が違うような気がします。
パチ専門の原型師の荒々しい破天荒さ
加減も好きなんですが、やっぱり、後
々まで、語り継ぐべき正統派の造型の
玩具は、何か頭一つ飛びぬけています
ソフビの分割が、左右の脚が動かない
タイプで、胴体で分割されています。
このタイプは、かっこ悪くなりがちな
のですが、手の長さが、割と長めで、
またがみの、幅や脚の形状の工夫で、
かっこよく仕上げられています。
そして、ベルトバックル部分の何気な
い、豚の鼻、もしくはコンセントに見
えなくも無い、デザインが、このニセ
モノ感に凄く合っていて、ここも大好
きポイントであります。
このイナズマンは、水色成型色ですが
灰色の成型色の物も出ていますね。
今回思った事は石巻のご当地ヒーロー
である、シージェッター海斗の人形を
この感じで造ったら絶対にかっこいい
はずなんです。石ノ森章太郎、ゆかり
の幻のヒーローは、このくらいの愛の
有るデフォルメで、製品化してあげる
べきなのでは?
写真 補足
イナズマン・ニセモノ・小サイズ 無版権
イナズマン 1973年10月2日-1974年3月26日 全25話 NETで放映
イナズマンF 1974年4月9日-1974年9月24日 全23話 NETで放映
追記
このイナズマン・ニセモノ・小サイズ
は、斜めから見ると、目、口、鼻、の
感じからモーニング娘。16のズッキ
に見えてしかたがありません。
いつも、芸能人の誰々に似てる、、、
というお題目が多くてすいません、、
実物を触っていて、飾っていて、全然
そんな事思ったりしないのですが、撮
影して、配置して、画面上で、眺めて
いると、ふと、その手の感想が、後か
ら後から、出てきてしまいます。