今回はフラッシュ光線・ロボット刑事
です。
マスダヤのフラッシュ光線シリーズ第
二弾としてレッドバロンと共に発売さ
れた、ロボット刑事ですが、僕的には
大きいサイズのフラッシュ光線キカイ
ダーを除けば、このロボKが出来が、
ずば抜けていると思っています。
しかし、このオマタの感じを、よーく
眺めながら、しつこくファインダーを
覗いていると、なんか変な感じでした
ね。ただ、このシステムは、玩具とし
ては、画期的なシステムだと思うし、
絶対に壊れないソフビ人形にして、し
かも、頭の部分が、ぴかーっと光る!
という、発想が凄いです。
人形のフォルムが、崩れるなんてこと
考えずにただ、造型する、というこの
一直線な考え方が、このヒーロー人形
玩具として見た時、異常に異次元な、
フォルム構成になる、という事に繋が
っていき、唯一無比な孤高のシリーズ
に成りえたのだということですね。
ガキの頃は、このシリーズ知りません
でしたし、当然大人になってから購入
したのですが、購入時なんて、馬鹿に
しながら、ギャグとして買っていたよ
うなものでした。小馬鹿にした、とい
う様な感じですかね。しかしこうやっ
て購入から軽く25、6年以上が過ぎ
改めて、撮影して配置して眺めている
と、この玩具の凄さが、じわじわ来る
のです。
このフォルム半端ねぇ!って感じなの
です。めちゃくちゃ渋いです。この下
半身のキッチュな感じを理解出来るま
で、数十年程かかってしまいましたが
ようやく、マスダヤの企画開発担当者
の凄さが理解出来ました。
出来る事なら、キカイダー、キカイダ
ー01、ハカイダー、ビジンダーくら
いまではこのシステムの人形是非見て
みたかったですね。絶対にかっこよか
ったはずです。
ヒーローソフビ人形のただの撮影なの
に、なんか直腸検査みたいな感じです
ね。今まで、こんなにじっくり見た事
無かったので、感銘深い思いでした。
写真 補足
フラッシュ光線・ロボット刑事 マスダヤ製
ロボット刑事 1973年4月5日-1973年9月27日
全26話 フジテレビで放映