ロボメカ

今回はロボメカです。









ソフトビニール人形という枠内で機械
むき出しのロボットを表現する、とい
う、非常に高度で難解な事を、すーっ
と、軽い感じでこなした、素晴らしい
玩具だと思います。

ロボガリも、機械が、むき出しの頭に
クリアー整形のドーム型の蓋というか
キャップというか、そーゆー感じの、
物で覆っていました。でもロボメカの
場合は身体自体の造型が、逞しくて、
ドッシリしてるんです。そして、身体
のドッシリ感とは、反比例しているか
の如く、身体に付いてる小さいメータ
ー類の細かい造型が、また、メカメカ
しさに、拍車をかけています。

ロボメカはロボガリの弟で、超合金に
しても、ミニソフビにしても、細身で
造形されているのですが、スタンダー
ドサイズのロボメカソフビは違います

ロボット学校の生徒のスタンダードサ
イズの人形の中でも、1、2位を争う
ボリューム感満載の造型です。人形を
握った感じが、ロボガキ、ロボピョン
と同じ、肉厚感なのです。大ぶりな、
造りになっています。この感触は、他
のロボット学校の生徒人形(特に1期
生)からは、感じられません。おまけ
に、なかなか世の中に出てこない、と
いうおまけ付き。まぁそれは、おいと
いて。

スタンダードサイズのソフトビニール
の人形でロボット型という枠の中では
このロボメカって、僕の中で、かなり
上位に食い込んでくる、お気に入りの
人形です。










写真 補足

ロボメカ スタンダードサイズ 肌色成形色 頭の透明パーツ欠品 バンダイ製
ロボメカ スタンダードサイズ 袋入り バンダイ製

がんばれ!!ロボコン 1974年10月4日ー1977年3月25日 NET系で放映 全118話

追記

ちなみに、この肌色整形色の上に手塗
りで、彩色された、ロボメカは、ロボ
ワルの時に載せた、ロボガキ仕様テス
ト塗りのロボワルと、同じ出所の人形
です。両方とも、ベースになっている
のは、柔らかめな、肌色成形色です。

今回、ちょろっとロボメカの事などを
インターネットの世界を覗いてみたの
ですが、今また、こういった古い玩具
の新たな掘り起こしブームではないで
すが、今までとは、違った層からの、
出物が、あるのですね。

古い玩具屋さんが廃業で、かつての、
在庫が、世に出てくるとか、古い玩具
をプレミア価格で扱うお店に、買い取
りで持ち込む、とか、休日の広場で行
われているフリーマーケットやトイシ
ョーなどに出店して売るとか、古い民
家の取り壊しで、倉庫、押し入れ納屋
から出てきてそれが市場に出て、業者
に渡りとか、もちろんインターネット
オークションサイトに、出たものとか
まぁ様々なルートで、古い玩具が、ま
た、世に出てくるのですがもう、手一
杯というか、新たなルートなんてもう
無いだろうなぁと思っていました。

だけど、スマホというものが、当たり
前の世の中になり、理不尽な手数料を
引かれる面倒なインターネットオーク
ションというものをやらない一般の層
が、フリマアプリを通して自分で値段
を付けて、出品してくるという、今ま
でには考えつかなかった、パターンで
古い玩具が、また掘り起こされている
という事を、知りました。とにかく、
えぇヤスぅって価格で出品されて、瞬
殺で取引が成立されているのですね。
びっくりです。世の中は、まだまだ進
んでいるのですね。

とにかく自分はプレミア価格で購入と
かにまったく興味が無い人なんで、こ
ういった、あり得ない価格での掘り出
し物が、その取引が、まだこの現代に
はあるんだという事実が、嬉しいです