今回は、サイドンです。
黄色い成型色に、ここまで、青いメタ
リック吹き付け塗装してある怪獣って
無い気がします。
赤、青、黄色、という色のバランスが
物凄く調和していて、素晴らしいです
造形、間着部位の処理、いちいち突っ
込み所が満載な、このサイドンですが
全てのマイナスポイントを、かる〜く
飛び越えさせる、この青いメタリック
塗装の塩梅加減が昭和ソフトビニール
工房職人(工場のパートのおばちゃん
達)の腕なのでしょう。
自分より年上の一流の怪獣コレクター
の皆様方達は、マルサンのガラモンの
1期2期3期の様な、素晴らしい造形
塗装具合を眺めながら、夜な夜な晩酌
でもするのでしょうね。羨ましい限り
です。
自分は、サイドンの背中の造形、塗装
具合を、パソコンの画面で眺めながら
素晴らしい色合いだなぁと萌えながら
やっと飲めるようになった焦げた匂い
の珈琲チビチビ啜るのが合っています
写真 補足
サイドン 米澤製
ヨネザワのおもちゃ怪獣シリーズ 1970年
追記
前回の投稿、宇宙原人は、足裏に米澤
ロゴの刻印はありませんでしたが、こ
のサイドンはしっかりと、米澤のYの
刻印があります。なので、名前は知り
ませんでしたが、購入時から米澤製と
いう事だけは、わかっていました。
ただし、90年代の自分のこの怪獣に
対する、感想は、酷い造形の怪物だな
ぁ、、、、でした。(ガキでしたね)
ヨネザワのおもちゃ怪獣シリーズの中
で、一番かっこいい「ガメゴン」は、
自分は所有していないんですよ、、、
一度だけ、購入の機会があったんです
でも、目が刳り貫かれていたんです、
なので躊躇してしまい、買いませんで
した。そしたら、もうそれ以降出会い
はありません。
ザゴラ、ヘドラ123、スモゴン、そ
して、ガメゴン、とパチ怪獣の中でも
トップ所とは非常に縁の無い自分です
し、もちろん米澤のフー、ガーゴン、
コブラーといったオリジナルゼンマイ
怪獣にしても持っていません。
その辺りを、紹介出来ないくせに、こ
のジャンルの怪獣達を載せていく事に
非常に憤りを感じているのですが、も
う、大金出せる身分では無いので、も
う開き直っています。そこらへん大変
恐縮しております。
90年代当時から、この辺の怪獣達に
対しては、お財布の紐が非常に固かっ
たのと、インターネットオークション
など絶対やらないという変な信念を持
っていた、のがイケナイのですがね。
しかも2000年代以降は怪獣購入か
ら、撤退してしまいましたから、まぁ
自業自得です。
パチ怪獣と言われるジャンルを不十分
なラインナップでも、この場所に発表
している内情なんですがね、、、、、
なんか、段ボールの中で、カビが生え
始めた、これら
「かつては、名も無き怪獣達」
に、本当に申し訳ない気持ちになった
のです。
日本の住宅事情上、1階の暗い部屋に
何年も段ボールの中に入れて、そのま
まにしていると、とんでもないカビの
生え方します!
せめて、カビを落とし洗ってから綺麗
に写真に収めて、感想文でも添えて、
世の中の数十人位の同好の方々に見て
もらおうかなぁ、と思ったので、今こ
うやって、暇な時間に、ごにょごにょ
しています。