今回は、ダブラです。
ダブラはこのシリーズ中、最後にライ
ンナップに加わってきた怪獣ですね。
何故なら、広告のラインナップに最初
は姿を見せていなかったので、おそら
く、サンプル商品制作が間に合わなか
ったのでしょう。（と、いつもの様に
勝手に妄想しています）
首から下は、もうオーソドックスな二
足歩行の怪獣のスタンダード的な造型
とテクスチャーでまとめられています
極端な事言えばもうゴジラのソフビ的
な？首下ボディです。整型色が赤を、
チョイスしてる時点でもう、ゴジラっ
ぽく見せないように、という配慮を、
感じました。
背びれの３列具合（控えめなラインに
修正済み）、尻尾のテールの角度と長
さも控えめに、修正して造形してあり
ゴジラっぽく見えない様配慮がなされ
ています。
そして、頭部ですが、双頭です。ウル
トラセブンなら、パンドン。スペクト
ルマンならネズバードン。という怪獣
達が双頭のジャンルにいます。
でもこの造形ボリュームならば、３つ
首も行けましたね。３つ首の怪獣なら
もう、東宝のキングギドラ、そして、
スペクトルマンでは、三つ首竜がいま
す。
そして顔の造形ですが、これはもうね
名も無きミニサイズのパチ怪獣そのも
のの様な見た目！と言いたいです。
スタンダードサイズの怪獣なのにミニ
サイズばりの短略化された造形で仕上
げられた怪獣顔の様です。
これが良いのか、悪いのか？はもう、
購入者の、個人的な好み、のみで判断
していくしか無いでしょう。
自分が個人的に思う事は、喉仏のコブ
がチャーミングに見えたのと、白目を
はっきり塗装しさえすれば、まだまだ
感じの良い双頭怪獣に見られたろうに
と、思っています。
写真 補足
ダブラ 右側頭ツノ補修 米澤製
ヨネザワのおもちゃ怪獣シリーズ １９７０年