タルボザウルス(アーク版)

今回は、タルボザウルス(アーク版)です。













まず、僕のアークという会社の印象は
もう分離、合体、組み合わせ自由自在
亜鉛合金製品、その名も

合金「アークロン」です。

ウルトラ怪獣の、亜鉛合金玩具を大々
的に製造販売していました。

ここに一応アークポリシーを記載して
おきます。

アークロンシリーズはすべて共通部品
化を企画してありますので、子供達の
積極的自由な創造による、分離、合体
組み合わせの広い遊びが目的です。

いつか、このシリーズも投稿したいと
思っています。

そんなアークが、出していた恐竜のソ
フトビニール人形シリーズなのですが
なぜかヘッダーカードのタイトルが、
怪獣シリーズなのです。

流星人間ゾーン、アイアンキング、キ
ャプテンウルトラ、シルバー仮面ジャ
イアント、マグマ大使などの怪獣人形
をこの時期に製造発売していましたか
ら、なんとか、同じシリーズの括りに
入れたかったのでしょうか?

この恐竜人形の大きさは、ブルマァク
の、ミドルサイズ?(怪獣の卵に入る
大きさの怪獣人形とか、あの辺の怪獣
に、似た大きさかなぁ、、、)

第三次怪獣ブームの始まる1978年
ポピーからキングザウルスシリーズと
いう怪獣人形のシリーズが始まります
が、このシリーズの怪獣人形の足裏に
は、怪獣のそれぞれの足跡が、彫られ
ています。このアイデアをそのまま、
流用していますね。

そこで、ふと、頭を何かが横切りまし
た。アーク製怪獣シリーズ(恐竜です
がね)って異常に現存率が低いと、思
っているのです。本当に見ないのです

もしや、この足裏のこのアイデアが、
少々問題になってしまい、製造を途中
でやめてしまったのかも、、、とか思
ったり。

ヘッダーカード裏の恐竜説明を文字起
こし、しておきます。

タルボザウルス 暴君竜

全長12m、首すじを起こし、後足を
ふんばって立ったときの高さは約45
mもあった。前足が小さく、2本指で
あり、頭は巨大化した。するどくとぎ
すまされた短剣のような歯で、えもの
を捕えて食べた。モンゴルのゴビ砂漠
から子ども骨格をふくめて、全身の化
石が数体発見された。

恐竜人形に同封された、説明書の文章
を文字起こし、しておきます。

怪獣一口メモ

ジュラ紀(1億6、500万年ー1億
3、500万年前)から7、500万
年前の白亜紀の終わりにいたるあいだ
恐竜がこの地上を支配していた。気候
は、今までにないほど暖かく、湿気に
富む住みごこちのよい大陸で彼らはの
びのびと多様化の道を歩んだ。ある種
のものは途方もないほど大きくなり、
あるものは草食性になり、貪欲な肉食
性なのに、なったものもある。彼らは
初期の段階で2つの主要な目に分かれ
た。竜盤類と鳥盤類の二つである。草
食性のものは、今までの動物で最大の
ものとなり、肉食となったものは、も
っとも恐ろしい動物となった。竜盤類
は優勢であった。竜盤類のものは、最
初は小さかったが、時がたつにつれて
肉食の竜盤類もまた、巨大なものとな
った。

今発売している恐竜

タルボザウルス、ボラカントス、ブロ
ントザウルス、スピノザウルス、トリ
ケラトプス、ステゴザウルスの6点を
発売中です。

他にどのような恐竜を作ってほしいか
又、恐竜の他に作ってもらいたいもの
があれば下記の住所までお知らせくだ
さい

株式会社 アーク











写真 補足

タルボザウルス アーク製

追記

1970年代後半(1977年から、
1980年代始め頃まで)アークは、
恐竜消しゴムも、商品展開、していま
したが、1983年、アークは消滅し
てしまいます。