おやじさん・その2

今回は、おやじさん・その2です。


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自分が、この人形買った時に、一緒に
入っていた紙に記載されていた、シリ
ーズ名とは、確実に違う名称なんだけ
ど、当時の広告を見る限り、

「お笑ひシリーズ」

という括りで、売られていた場合もあ
った、ということです。

このカラー広告上のラインナップは、

・首振り寅さん
・首振り大黒さま
・首振り恵比寿さま
・首振りおやじさん
・首振りアイヌの酋長
(スコップ持ちおじさんは名称不明)

これですが、白黒のハサダの広告上は

・首振り酋長
・笑いの角さん
・おやじさん
・ブラックマン
・笑いのパンチョス
・笑いの酋長

こんな感じです。

今回のおやじさんの場合

「くびふりおじさん大いに笑う」

という、タグがぶら下げられています

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自分は、この手のトーキングシステム
が仕込まれた、植毛タイプの人形は、
自分の、行動範囲で、記憶に有る店舗
だと新宿西口地下街や、池袋のパルコ
にあった、王様のアイデアや、池袋の
サンシャイン・ワールドインポート内
ゲームセンターに、隣接されていた、
ジョーク玩具の店などに陳列されてい
たイメージがあります。

時期的には1970年代から1980
年代末、にかけてだと思う。

この手の店では、手品グッズや、ニセ
健康グッズ、紛いモノお土産、変身用
コスプレイグッズ、驚かせ玩具などが
メイン商品。

後はジョーク玩具とちょっぴりエッチ
な、ズバリそのものモチーフ玩具とか
もう、まんまジャンル的に、大人玩具
なども、一緒に並べて売られている様
な本当に怪しい店舗や、意外な所だと
多分売り物では、無いだろうけど、、
酒屋さんに、お酒の隣にディスプレイ
されていたケースもあったような記憶

少年誌の、裏表紙や、中の白黒ページ
によく載っていた少し怪しいアイテム
を、実際の店舗で、見たり購入できた
のも、これらの店舗であり、ガキ共に
は、冷やかしや、時間潰しで、店内を
徘徊するには、もってこいの店でした

今だと、少しニュアンス的に、若干近
いかなぁ、と思える店舗だとビレッジ
ヴァンガードとかアダルトとジョーク
のブレンド具合が絶妙なバランスな、
(規模大き過ぎるけど)ドンキホーテ
かなぁ、、

話しを、トーキングに戻すと、自分の
幼少期には、人形の身体に、既にトー
キングシステムが仕込まれ、歪な形状
のソフトビニール製ヒーロー人形が幅
を利かせていたし、変身サイボーグに
は司令マシンとしてトーキングシステ
ムそのもの、という玩具も存在してい
たので、

トーキングシステム(つまりは、オー
ゼン製の)そのものには、割と親近感
があって「王様のアイデア」の実店舗
に行くと「笑い袋」と言って袋の中に
まんま、オーゼン製のトーキングシス
テムが入っているものが、いつでも、
触れるように置いてあり、懐かしいな
ぁと思いながら、よくボタンを押した
り、紐を引っ張っていました。

後、忘れてはいけないのが、落語家の
トーキングシステム入り首振り人形で
しょう。かぜ薬?の抽選プレゼント品
などで、色々な落語家の人形がありま
したが、今回のおやじさんも、これら
と並べて、非常に、バランスが取れる
ような商品です。電池式のオーゼン・
トーキングシステムが、人形の底部位
に配置されている、という仕様も、全
く同じです。



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写真 補足

おやじさん 株式会社I・K・B(井川兄弟物産)製

追記

本文に「ジョーク玩具」というワード
を出しました、が、、

その手の玩具を製造するメーカーが、
ショールームを兼ねる直営店舗を宣伝
する広告があったので、載せます。

おっさんが。立ちションする玩具を、
広告のアイコンに持ってきている、と
いうこの店舗のセンス、最高。

追記2

「ジョーク玩具」というワード出した
ので、そのものだけを、見れる当時の
広告載せます。やはり、自分にとって
1970年代ど真ん中な製品が、大好
きです。

ジョーク玩具と言われる、大雑把な括
りの中でも、いつの時代でも、定番中
の定番である、ラバーマスク(大体、
小川ゴム製だと、思いますが、コピー
元はドンポスト製?!)の作りが、な
んか、年代が、古ければ古い程、製品
の作りが丁寧というか、塗装もより、
色味が不気味な雰囲気の仕上がりに、
なっているのでは?と思っています。
プルトニウム人間風のマスクいいなぁ