ゴーゴー・海のトリトン

今回は、水中モーター付き・ゴーゴー海のトリトンです。





この水辺で遊ぶ玩具の、トリトンは、
イルカのルカーにまたがっています。

ルカーは、イルカ達の指導者で、赤道
直下のイルカ島を守っています。また
トリトンの乳母的な存在で、トリトン
を彼の両親から、預かり、一平爺さん
に、預けたもの、後にトリトンを迎え
に行ったのも彼女です。

ルカーは、海の自然やポセイドン族の
恐ろしさを厳しく、トリトンに教え、
彼の成長を温かく見守る存在なのです

トリトンにとって彼女は指導者でもあ
り、よき相談相手で、陸の一平爺さん
と同じ様に、彼の心の寄りどころなの
です。

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この、ゴーゴー海のトリトンは、この
時期(1972年)における、中嶋製
作所の最高水準の技術の結晶とでも言
うべき玩具の完成系なのではないでし
ょうか。

抜群に造形が可愛いです!

素晴らしい肌色成型色!

とにかく彩色が綺麗で丁寧!!

おまけに鉄板のビニールケープ!

もちろん、水辺で実際に遊べます!!

最近思うのは、第二次オイルショック
以前のソフトビニール製玩具は、やは
り最強のポテンシャルを備え持った、
時代を超越してる、日本を代表する、
プロダクツが本当に多いなぁ、という
事です。半世紀なんて、かるーく飛び
越えた製品が多いにもかかわらず、そ
れらの物は凄いオーラを放ち続けて、
そこに存在し続けています。






パッケージのマブチ水中モーターは青
ですが、僕の箱の中に入っていたのは
赤でした。




海洋・スペクタクル・アニメーション
SFまんが!というかっこいいうたい
文句が、掲げられていたのですね。

コピーライト表記では、手塚治虫の名
が記載されていますが、版権シールは
この番組のプロデューサー西崎義展の
新たに立ち上げたグループの物が貼っ
てあります。

そして、ルカーの底の部分には、水に
浮かべた時、丁度良い浸水状態にする
為に若干重めの金属重りが仕込んであ
ります。


写真 補足

水中モーター付き・ゴーゴー・海のトリトン 中嶋制作所

海のトリトン 1972年4月1日ー1972年9月30日 TBS系列 全27話

マブチSー1と表記のある水中モータ
ーですが、僕の小さな頃は幅を利かせ
ていたモーターでした。ありとあらゆ
る、水辺で遊ぶ用玩具、プラモデルな
どには、このモーターがセットになっ
ていましたね。現在では、生産が終了
していますが、タミヤが引き続き、同
種のものを販売しています。ある意味
ピXXローXー的な役目も、なんなく
こなしてしまうでしょうから、万能な
玩具ですよね。(あららら、脱線失礼
しました)

ちなみにこのMABUCHI・Sー1
が世に誕生したのは、1967年で、
今から約52年も前の事です。僕と同
じ年に生まれた、マブチの水中モータ
ー、どうりで親近感が湧いていた訳で
す。

昨年2018年10月12日に投稿し
た、仮面ライダー・スイミングの回で
パッケージ上に、今回登場した、水中
モーターマブチSー1赤が、確認でき
ますので、お時間の有る方は、是非チ
ェックしてみてください。

仮面ライダー・スイミング