今回は、大映妖怪シリーズです。
日東から出ていたかっこいい妖怪とい
う括りで発売されていた物です。
大映から、妖怪三部作として妖怪百物
語、妖怪大戦争、東海道お化け道中と
いうラインで、ガメラ映画と同時上映
公開されていました。
僕はこのラインのソフビは小さい頃は
持っていませんでしたし、存在も知り
ませんでしたね。
ガメラ観に行って、この妖怪シリーズ
も同時上映なので、必然的に強制的に
観る事になるのですが、ほんと気持ち
悪く怖かった思いでしかありません。
江戸時代が背景のお化け映画がほんと
に出来が良くて怖いのはなんでなんだ
ろう?と自問自答してみました。
多分、推測なんですが、この当時は、
時代劇の舞台セットというものが、時
代的に大変よく出来ていて、そのセッ
トを実に効果的に使用できているとい
うのが、大きいのではないか、という
結論にいたりました。
僕の幼少時代は、普通に、テレビで新
東宝のお化け映画(お岩さんなど)も
放送していたのですが、今思っても、
トラウマ級のおぞましさ満載の映像で
おっかなかったです。夢に出てくる、
お化けといったらこの新東宝の、お岩
さんの面がまえです。
妖怪大戦争に出てきた大ボスのダイモ
ンはほんと出来が良くて大魔神並みに
後世に語り受け継ぐべき日本のキャラ
クターだと思っています。大魔神と、
ダイモンが戦う様子を、少年誌や図鑑
の企画の構図でもいいから見たかった
なぁと、ふっと思いました。
写真 補足
一角大王 日東製
うしおに 日東製
一つ目小僧 日東製
油すまし 日東製
からかさ 日東製
「ニットーの 妖怪ブーム大作戦!」
1968年として、妖怪ミニシリーズ
(プラモデル)と共に宣伝、販売され
ていた商品です。定価、各200円
「妖怪百物語」1968年3月20日公開 大映
「妖怪大戦争」1968年12月14日公開 大映
「東海道お化け道中」1969年3月21日公開 大映