隕石怪獣ガラモン

今回は、隕石怪獣ガラモンです。









































写真 補足

ガラモン(赤)マルサン製
ガラモン(黄緑)ブルマァク製

ウルトラQ 1966年1月2日から7月3日 全28話

第13話「ガラダマ」、第16話『ガラモンの逆襲』に登場

450円サイズ・ウルトラマンを持った筆者2歳

追記

ソフトビニール製の怪獣人形は、何故
か自分にしっくりきていた。昭和40
年代初頭の幼児にとって、誰もが通る
共通体験だと思うのだけれど、、まず

キューピーさんや、体を押すとピーピ
ーと鳴く小動物の軟質ソフビ人形、と
徐々に与えられていき、テレビで再放
映されている、円谷プロの制作してい
た、特撮作品ウルトラシリーズに出て
くる、ソフトビニール製の怪獣人形に
行き着くという、、道順、道のり?!

自分の住んでいる、近所(都内の文京
区・豊島区周辺)の状況といえば、同
じ年頃の同性の幼児が、とにかく沢山
いた。そして、とにかく皆ソフトビニ
ール怪獣人形を持っていた。

皆持っているのだから、自分が地域最
年少である、オムツ野郎時代から、人
が既に持っている怪獣の中で、特に造
形・大きさ的に、気になった物は、自
分でも、その怪獣を所有していたい、
という願望を常に、母や叔母に伝えて
いたらしい。

「ガラモン」「キングジョー」を特に
ねだっていたと後から母に聞くと、今
思えば我ながら、納得のチョイス。当
時はまだ、再放映のみ、のウルトラシ
リーズだったから、昭和46年4月か
ら始まる「帰ってきたウルトラマン」
放映後から、大爆発する第二次ウルト
ラ怪獣ブーム前夜の話。

その頃の世の中の、ソフトビニール怪
獣人形の少年達への行き渡り具合とい
えば、ブーム前の怪獣人形生産状況、
な訳だから、マルサン怪獣の売れ残り
?や、兄弟(や親類)の所有していた
マルサン怪獣のおさがり、そしてブル
マァク怪獣の始まり過程、で出荷され
ていた怪獣ラインナップなのだろう。

これは、本当に、個人的なあとずけの
考え方なのですが、マルサン・ブルマ
ァク製のガラモンやマルサン製キング
ジョーが他の怪獣よりも現存率がとて
も低いような気がしている。なぜなん
だろう?と自問自答してみる。

とにかく、壊れないおもちゃ、と推奨
しているソフトビニール幼児玩具とし
てはこのガラモンの尻尾と、キングジ
ョーの、アンテナ部分は、非常に繊細
すぎて、一度、コンクリート上に落下
させれば直ぐに破損するレベルの脆さ
だから。しかも、尖がってて幼児には
危ないし。