今回はウルトラマンです。
幼児期には持っていました。450円
サイズと言われているものと、今回の
スタンダードサイズの物。
幼児時代はさすがに、耳の形状が最初
に発売されているものと、後に発売さ
れているものとは、違いがあるなんて
事は、知りもしませんでした。
最初発売されたこの耳の大きいやつ。
近所の幼児達は誰も持っていませんで
したから。
小さい頃不思議に思っていた事、それ
はこのスタンダードサイズ、にしても
450円サイズにしても、目が塗って
いなかった事。整形色の灰色のままな
んですよね。なんか非常に無機質な印
象がずっとこの初代ウルトラマンには
ありました。
この無機質というキーワードが、ウル
トラマンをデザインした下地にあった
なんてことも、後日分かる事になるん
ですが、、、なんでも、お釈迦様もモ
チーフに有ったとか、言われてみれば
たしかに、有りますよね。
テレビの中で動いている、ウルトラマ
ンを見ている分にはそんな事、思った
ことありませんが、ソフトビニール製
の人形となり、机の上でずっと眺めて
いると、日本人として当たり前に持っ
ている、仏像を見て気が落ち着く、気
が無になる、という感覚が重なるなぁ
と思ってしまいました。
いやぁ、このウルトラマンをデザイン
した、成田亨って、偉大なデザイナー
です。初期の基盤となった、ウルトラ
怪獣をほとんど、デザインしているん
ですけど。
写真 補足
ウルトラマン スタンダードサイズ 耳形状大きい マルサン製
ウルトラマン スタンダードサイズ 耳形状改訂後 マルサン製
ウルトラマン 1966年7月17日ー1967年4月9日 全39話