異次元宇宙人・イカルス星人

今回は、異次元宇宙人・イカルス星人です。







この星人も、ウルトラ怪獣の中では、
メジャーな存在でしたから、当然持っ
ていました。しかし、当時持っていた
のは、確実に緑色の物でしたね。

放映のイカルス星人の色と全然違うの
で、幼いなりに、持っていて納得いっ
てませんでした。当然、近所の周りの
ガキ達も、マルサンの最初の灰色の、
イカルス星人は、持っているはずも無
く、この星人は、緑色しか無い物とし
て、僕も近所のガキ達も認識していま
した。

しかし例によって、本チャン放送の、
ウルトラセブンでは無く夕方のリアル
タイムで見ていた方の帯番組ウルトラ
ファイト、の中でのイカルス星人は、
くたくたに痛んでしまっている楠んだ
ダークな、色合いの着ぐるみだったの
で、人形は、この緑としても、まぁ、
ウルトラファイトの中とは、同じ様な
感じだし、、、、って事で無理くり、
自分の中で、このイカルス星人の場合
は、緑色で良しとしていました。

この時期のウルトラセブン怪獣星人は
このイカルス星人を筆頭にエレキング
キングジョー、ユートム、メトロン星
人、ゴドラ星人、と両脚が一体化成形
されていて、何かと遊びづらかったん
じゃないかなぁ、と大人になり、眺め
てて改めて思いました。

今回、自分の中でビニール袋に入った
状態のスタンダード怪獣は唯一、この
イカルス星人(海外販売仕様)を持っ
ていたので、再検証です。

やはりハワイで販売されていたという
ウルトラ怪獣だけあって色のスプレー
が日本で販売されていたものより派手
に吹いてありますね。

そして、ヘッダーの挿絵についても触
れたいです。この絵のタッチは確実に
梶田達二先生ですね。先生については
個人的に、絵を頼み描いてもらってい
た関係で、まだ、元気で生きていらっ
しゃる頃御自宅にもよく通っていまし
た。ウルトラ怪獣関係の挿絵を沢山描
いていた頃の話を色々本人に聞いてい
たので、またの機会に先生についての
お話でも書ければと、思っています。

まず、値札が残っています。現地の売
値段が、16ドルです。1950年ー
1970年で1ドル360円の時代、
でしたから16ドルで5760円です
1970年ー1973年頃、でさえ、
1ドル308円でした。16ドルで、
4928円

版権証紙も海外仕様ですし。イカル
ス星人と戦うセブンはまだ、分かり
ますが、リッガーというマイナーな
怪獣のチョイスが謎ですね。














写真 補足

イカルス星人 水色 マルサン製
イカルス星人 緑 マルサン製
イカルス星人 ハワイ版 袋入り ブルマァク製

ウルトラセブン 1967年10月1日−1968年9月8日 全49話

第10話「怪しい隣人」に登場

追記

ハワイ版のイカルス星人のヘッダーに
$16と値札が張ってあり、もう勝手
に当時のリアルタイムの店頭での値札
だと、思って、文章を打ってしまいま
した。当然、当時のリアルタイムの、
可能性もあるとは、思いますが、アン
ティークショーや、アンティークショ
ップの人が付けた値札の可能性の方が
大きいのでは?と気づいてしまいまし
た。失礼しました。