今回は、大巨獣ガッパです。
幼児の頃から、存在は知っていました
しかし怪獣人形は持っていたか、いま
いち思い出せないのですが、映画の中
の怪獣なのに、何故存在を知っていた
のか、自分で、頭の中を模索してみま
した。日東から出ていた、小さいサイ
ズのプラスチックモデルを、ガメラの
怪獣と共に、買って遊んでいたという
記憶は確かにあるんですよね。
このガッパのデザインは、ウルトラマ
ンの初期デザイン設定であるベムラー
(ウルトラマン初期NGアイデア)に
非常によく似ているんですよね。天狗
風ボディがそうゆう雰囲気に見えるの
でしょう。
小さい頃、テレビで放映を、見た時に
このガッパは、非常に印象に残ってい
ます。まず、怪獣親子の物語だという
ところ。最後に空港らしき所で、父親
母親、子供が揃って慰め合い、仲良く
飛行していく様の映像部分を今でも覚
えています。
この日東製品は、ガメラ、バルゴンと
同じライン上で発売されたようなので
普通のスタンダード怪獣よりも若干大
きめに造られています。
日東からは、これ以降もガッパは造ら
れつづけていきますが、やはり、この
一番最初のガッパの出来は素晴らしく
このクオリティを超えるものは造られ
ることはありませんでした。
後、今回気づいた造形についての事で
ギララとガッパの共通点です。腕と脚
のひれひれ部分のテクスチャー表現具
合が、二つの怪獣に共通していて、こ
れは、奇遇だなぁと思いました。
写真 補足
ガッパ 日東製
「大巨獣ガッパ」1967年4月22日 日活