オソロシゴリラ

今回は、オソロシゴリラです。ガンバ
ロンに出てました。足裏はオソロシコ
ング。




レッドバロン、マッハバロン、と来て
バロン三部作と言われているのですね
自分はギリでマッハバロンまで見てい
ましたが、この小さなスーパーマン、
ガンバロンの初回放送を見て、自分の
タイプでは無いな、と見切った作品で
す。小さい頃は、これら作品の連帯感
を知るよしもありませんでした。大体
僕も1977年と言えば10歳ですか
ら、大分、作品の良し悪しを瞬時に判
断していましたね。

気づいた点として、今回の撮影で、明
るい場所で、然るべき条件下で、きち
んと造型を抑えると、意外にも顔の造
型表現の部分など、しっかり作り込ん
でいて、良い造型なのだなという印象
を受けました。

万が一にも、脚の分割が左右きちんと
されてでもしていたならば、これはこ
れで、歴史がひっくり返る様なありさ
まになっていたかもしれないという妄
想をしてしまいました。いや、腕の造
型も良かったならば確実に有り得まし
たね。

そして、ガンバロン製品のテレビコマ
ーシャルにも、このオソロシゴリラは
しっかりとキャスティングされていま
す。



茶番劇の様な作品でも、ブースカやチ
ビラくんやウルトラファイト、クレク
レタコラくらいまでは、自分でも受け
入れられるテレビ作品だったのです。
ロックバットやこのガンバロンは、当
時の自分にはダメでしたね。

小さい頃でも、シルバー仮面、レッド
バロン、マッハバロン、と作品の流れ
的に、日本現代企画の製作だというテ
イストの具合の似か寄り方具合は、な
んとなくは分かっていたよ様な気がし
ています。




自分が小さい頃リアルタイムで放送を
楽しみにしていた、日本沈没も、日本
現代企画が製作でした。これでこのラ
インの方向性と自分の好みの志向が同
一ラインだったんだ、と再確認出来ま
した。


そして日本現代企画の仕事は、恐竜探
検隊ボーンフリーへと繋がっていくの
ですね。




ブルマァクはこのガンバロン放映中に倒産するわけですが、いきなりこの初期ロゴをガンバロン広告に入れてくる真意は?!

メカンダーロボのテクニカル合身セッ
トのテレビコマーシャルを見ると最後
のロゴ度アップになると、やはりこの
ロゴを使用してますね。



足裏の記名はオソロシコング。台紙の記名はオソロシゴリラに改正されてます。

写真 補足

オソロシゴリラ ブルマァク製

小さなスーパーマン ガンバロン 1977年4月3日ー1977年年12月24日 全32話 1話−26話 放映時間変更 26話ー32話