今回は、キカイダー01・ミドルサイズです。
このミドルサイズも、ソフビの分割が
難点です。脚が動きません。キカイダ
ーミドルサイズはタカトク製でしたが
この01は、足裏にポピーの刻印があ
ります。
スタンダードサイズの01は、バンダ
イ製でしたね。最高のデフォルメ感を
持った、最高級のソフビ人形だった訳
ですが、少しダウンサイジングした、
このミドルサイズでは、あのスタンダ
ードサイズの良い部分を、ほぼ一つも
感じさせてくれません、、、。
これが、もし脚も分割されていて、左
右両足が動ける仕様だったならば、ま
た、評価も変わっていたでしょう。
現に、ロボット刑事は、スタンダード
サイズの質感を持ったミドルサイズの
人形として、結構いい線行ってると思
うのですがね。
まぁ結局、オイルショックの煽りを受
けた為、各キャラクターの製品一つ一
つのクオリティに、ばらつきがあった
という事でしょう。
キカイダーや01の機械の部分って、
バイクのプラモデルのメッキパーツを
貼り付けてあるという事なのですが、
どんな機種のプラモデルを使っていた
のですかね。真空管なども、入ってい
たような気がします。
そして、散々ディスっておいてなんな
んですが、、、赤い方から見て、しか
もアップで撮影してみると、あら不思
議なことに、顔の表情が、結構かっこ
いいかも!と思えてきました。
ソフビ人形の、面白いなぁって思うと
ころって、撮影状況によって、見え方
が全然違うということ。光や角度、自
然光、室内光、と見栄えのパターンは
無限にあるわけですが。
これって結局手で捏ね繰りまくって作
っている原型の影響も、非常にあるは
ずではないかな、と思うわけですよ。
現代のように、3Dスキャン、CAD
での原型製作で左右のブレが一切無い
とか、そうゆう状況では、有り得ない
作用ですね。
写真 補足
キカイダー01 ミドルサイズ バンダイ製
キカイダー01 1973年5月12日-1974年3月30日 全46話 NET系列で放映