キカイダー・ミドルサイズ

今回は、キカイダー・ミドルサイズです。









キカイダーのミドルサイズで、残念な
ポイントは、脚が一体成型な所です。

この位の大きさになってくると、がち
がちゃ弄り倒したいですよね。しかし
左右の脚が一体になっていると、ほん
と遊びの幅に、制限が出来てしまいま
すよ。









キカイダーミドルサイズの脚の分割に
ついて、散々悪たれ付いてしまいまし
たが、このマルシン玩具の広告の存在
を思い出して、よーく再確認してみま
したが、まずチェックした部分が、こ
の人形の店舗希望小売価格です。

キカイダー放映時期における、ヒーロ
ーソフビ人形の定価ですが、マスク脱
着方式を採用しているスタンダードサ
イズで¥480、マスク脱着では無い
怪人達で、¥380でした。

それを考えると、¥200でこの大き
さのヒーローソフビ人形が買えるとな
ると、ある意味、良心的でコストパフ
ォーマンスにあった玩具だという事で
すね。

¥100で小さいキカイダー買うより
も、¥200でほぼ倍くらいの大きい
方を選ぶって、ガキならば、ほぼそう
するでしょうね。

このマルシン玩具の広告には、時を同
じくして、毎週土曜日に放映されてい
た、デビルマンの人形も載っているん
です。この時代のアニメ主題化レコー
ドで、キカイダーとデビルマンが同じ
盤に入っているもの、がありますが、
違和感があったんですよね、ずっと。

だけど、こんな広告見てしまうと、あ
れは、あの組み合わせでも成立してい
るのだ!と妙に納得しました。

同じタカトク製品だという事で載って
いるのですが、当然気になるのが、マ
ルシン玩具の立ち位置というか、タカ
トクとどういった経緯で繋がっている
玩具メーカーなのか?という部分です

自分のうる覚えなのですが、ソフビ製
のキカイダーサイドマシーンの小さい
タイプで尚且つ、サイドカー部分がオ
ミットされているバージョンがあるの
ですが、それが確かマルシン玩具から
の発売だったような気がしていたので
すが、、、、アレは、マツシロ玩具か
らの発売でしたね。失礼しました。

ちゃんとサイドカー付きの小さいサイ
ドマシーンは、タカトクから出ている
ので、そーいった製品の棲み分け的な
諸々を読み解って考えると、マルシン
玩具は、タカトクのOEM的な立ち位
置で廉価版玩具を出す玩具メーカーな
のではないですかね。これはあくまで
自分の勝手な妄想で書いています。





写真 補足
人造人間キカイダー・ミドルサイズ タカトク製
人造人間キカイダー・ミドルサイズ 袋入り タカトク製

人造人間キカイダー 1972年7月9日-1973年5月5日 全43話 NET系列で放映