トリケラトプス(大協版・小)

今回はトリケラトプス(大協版・小)です。

















本来なら、普通にスタンダードサイズ
と表記したいところなのですが、大協
が打った、玩具業界誌の広告上では、
小サイズと書いてある為に、文字では
小と書きましたが、実質スタンダード
サイズと何ら変わりはありません。

ジャイアントサイズ級の大きさを誇る
エダホザウルス、ステゴザウルスが、
大サイズ。

そして、それより若干小さいサイズの
ケラトザウルスを中サイズと定義して
しまったが為の、このスタンダードサ
イズ程の大きさであるトリケラトプス
が、小ということになってしまいまし
た。

投稿順序的に、マルサン・ブルマァク
製のトリケラトプスを載せていくべき
なのですが、持っていない為、今回は
大協版のトリケラトプスを載せます。

足裏に桃印風の「T」マークがあるべ
きで、それ込みで、大協製なのだと、
思うのですが、このトリケラトプスに
は、刻印がありません。

しかし、玩具業界誌の広告上の写真に
この同一原型であるトリケラトプスが
載っていることが、確認出来た為大協
製と、いう事にさせてもらいました。

実際に、何処で買ったか思い出せない
し、今までこの造形を良いなぁとか、
思った事が無いという、全く評価出来
ていなかった自分に、まだまだ、自分
は未熟だった、お子ちゃまだゎ、と自
覚出来た撮影でした。

この造形は、撮影すればする程、味が
あった造形なのだと、思い知らされる
事になります。

焼き芋の様な、造形だという事は、分
かっていました。帰ってきたウルトラ
マンに出てくる津波怪獣シーモンスに
掴んだ時の感触が似ている、という事
も。

3つの足で、伏せたポージングと、直
立時のポーズ、両方共成立させている
という、このトリケラトプスは、唯一
無比な怪獣(恐竜)造形の存在である
という事に、今回気づきがありました

4つ足で、体を支える、というのは、
誰でも思いつくと、思うんです。3つ
の足で、絶妙な、バランスをとってい
る、という所に、原型師のアイデアが
光ってるなぁと、思いました。しかし

唯一のウィークポイントだと、思われ
るのが、足先の形状です。

これ、、、まんま像の足でしょ!

せめて、カバやサイ系の足先の形状を
参考にすべきだったのでは?





写真 補足

トリケラトプス(大協版・小)大協製

大協1971年 相島敏夫監修「生きていたきょうりゅうと怪獣」シリーズ

追記

今回、撮影して、配置して、投稿して
て、思った事は、もう少し早めに研究
発表サイトをやるべきだったかなぁと

恐竜、ニセモノ怪獣のジャンルで、結
構断捨離で、見切った怪獣達が居て、
せめて撮影はしておくべきだったと。

なんか、袋に入っていようが、デッド
ストックだろうが、お構いなしに、処
分してしまった怪獣達が居たんです。

撮影して、配置して、眺める事により
再評価できる怪獣達って、結構居るは
ずなんですよね、、、。

このトリケラトプスからは、そんな事
を学びました。なぜなら、この恐竜も
断捨離候補だったから。