チラノザウルス(大協版・小)

今回は、チラノザウルス(大協版・小)です。
















あんだけイマイチ!だと思っていた、
チラノザウルス大協版なのですがね、

今回いざ撮影してみると、、、、、、
楽しいのです!

やはり、唯一無比なんです。

特殊な腕
特殊な足の形状
投げやりな塗装(茶色の方)

このチラノザウルス大協版は何時処分
しても良いソフビ製怪物造形物の常に
上位トップ、を突っ走る恐竜でした。

しかし、こんだけ酷いと、逆に愛着も
いつしか、湧いてくるものです。

特に茶色のみ所有時代は、僕の、この
恐竜の扱いの邪険具合は、本当に酷い
ものでした、が黄色を所有するように
なって、若干茶色を見る眼が変わりま
した。茶と黄色の対の見栄えが、なん
か自分の中にくるもの、があったから

大協の分かってるなぁという、部分と
して、2色展開ってイキな事している
なぁ、と思ったんです。茶色だけだと
乗り気になれない、持ち主の気分を、
同じ造形の明るい配色の恐竜を並べる
だけで、相乗効果で、なんか並べれば
いいかも、、、と思えてくるんです。

黄色の方の目の塗りの丁寧仕事さ加減
が、全大協恐竜製品の中でも、かなり
トップの方にあると思うんです。

そこが、僕のこの、チラノザウルスの
ダメダメ造形具合トップを突っ走る怪
物造形ソフビでしかない、という意識
を変えてくれた最初のポイントでした

そこで、ふと、思ったのですが、茶色
の方の、あまりにも不人気さを素早く
察知した大協は、成型色を明るく変更
し、目口の塗装を丁寧に、仕上げのス
プレーは、さらに明るいメタリックを
軽く吹く、という仕様に変更して発売
したのだと。

玩具業界誌に大協が打った広告の写真
を見て、自分なりに考えて、ようやく
チラノザウルスの片足を上げてる状態
こそが、この恐竜のデフォルトポーズ
なのだと、改めて過去の自分に納得し
てもらいました。

この片足の足裏を、見せて、立たせて
こその、チラノザウルスの立ち姿です

広告写真見本上では、左足を上げてい
るのですが、自分的には。右足を上げ
た方が、腕の上げ具合との、対比で、
調子が良いと判断させてもらったので
右を上げて撮影しました。











写真 補足

チラノザウルス(小)黄色 大協製
チラノザウルス(小)茶色 大協製

大協1971年 相島敏夫監修「生きていたきょうりゅうと怪獣」シリーズ

追記

今回一応画像検索して、下調べしてお
いたのですが、黄色のチラノザウルス
のソフビの画像って本当に出てこない
ですね。

ってことは、後期発売で極々少量のみ
生産して、市場に流れたんですかね。

自分的に、復刻とか、全く興味無いし
自分では、買ったりしませんし、本当
どーでも良いんですが、大協製の怪獣
や恐竜って、やたら復刻生産されてい
たようなのですが、さすがにこのチラ
ノザウルスには手をつけていなかった
ようで、そんな部分が、尚更このチラ
ノザウルスを愛おしく思ってしまう、
要素でもあるなぁと思いました。

追記2

チラノザウルス2体で大協ロゴを表現