全身シワの四つ足の怪獣

今回は、全身シワの四つ足の怪獣です。








この怪獣は全身シワの怪獣を四つ足に
トランスフォームさせたバージョンに
見えます。

しかしながら、尾びれ先端の形状は、
オーソドックスな四つ足恐竜のスタン
ンダードとも言える、ステゴザウルス
ちっくな尾でまとめられています。

立ち姿の怪獣達よりも、塗りが、若干
アッサリとしているかなぁ、と感じま
す。

整形色も、赤と言うよりも、朱色に限
りなく近い赤ですね。この赤を選んだ
為、青と言うよりも、薄く若干濁った
暗めな水色のメタリックをアッサリと
吹き付けた、に留めているのかなぁ。

この怪獣久しぶりに、出して触って、
撮影したわけですが、とにかく驚いた
のが、意外と綺麗で、なんか、袋から
出したて、のような雰囲気があるんで
す。ガキが遊んだ形跡が無い、という
か、、、、

トイショーあるあるなのですが、プロ
っぽく無い、大雑把な、地方玩具店の
倉庫まとめ買い、その後、直で、段ボ
ール持ち込み、テーブルに並べてる、
おじちゃんディーラーとかで、

ヘッダーもビニール袋も、汚いから捨
ててきたんだよ!!

とか、言ってるんですよ、、、。この
怪獣も、そのパターンで買ったやつか
なぁ、、、なので

袋入りの一歩手前って事ですか、なら
ば、袋入り、ヘッダーカードの挿絵、
を是非是非見てみたかった!!という
衝動に凄くとらわれました。

当時の業界誌上の見本写真をよーく見
てみると、この四つ足怪獣サンプル品
は、スプレーが濃くて、なかなか良い
見映えになっています。









写真 補足

全身シワの四つ足の怪獣 三浦トーイ製

三浦トーイ1971年のロングセラー「大怪獣」550円のライン

追記

あんまり、自分の過去のページの訪問
率チェックは、しないのだけれど、た
まには見ます。最近、何故かウルトラ
サターンジャイアントサイズのページ
だけ、訪問してくれる方々が多いので
す。

なんでだろう、、、と色々ごにょごに
ょしていたら、某国内オークションサ
イトにウルトラサターンジャイアント
が出品されていたのですね。

価格に驚きましたよ!ほぼほぼ福沢諭
吉五十枚ではありませんか!!

自分は2000年代初頭で、高額玩具
収集からほぼほぼ撤退しているので、
現代の一部のマニアックな人形達の注
目され具合には驚愕しています。

自分は、マルサンオリジナルの類や、
ニセモノ怪物系は、夏目漱石せいぜい
(大盤振る舞い決めて支払っても、)
十五六枚以下と決めて、集めていたの
で、現代の一部のマイナーキャラクタ
ーの人気ぶりには、ただただ唖然です

ただし、ここ30年ほど、怪獣人形達
のもてはやされ方を遠目で見ていて、
思うことは、無いものは、無い!!っ
てこと。

数の少ない人形は、だいたい絞られて
みんなに認知されてきたんだなぁ、と
いうこと。

そして無いモノは、自然と価格が鰻登
り、になっていきます。