頭が鳥の四つ足怪獣

今回は、頭が鳥の四つ足怪獣です。








この怪獣、買った頃は、もう

「なんだこれ、、、意味わかんない」

って感想しか無い怪獣ですよ。もう、
どうでもよい怪獣でした。なんなの?
この首から上の形状や、バランスは!

でも今、こうやって撮影して、全体の
フォルムをまじまじと眺めていると、
良さ、みたいな物を、若干感じれるよ
うになりました。

実物を見ているだけでは、あんまり気
にも止めていなかった事なのですが、
背びれの突起物は、怒り顔の怪獣の背
びれと非常に共通したテクスチャーを
感じます。

尾っぽの先端形状も、ステゴザウルス
系を、ちゃんと継承していますし。

そして、足の形状は巨大な生物感を良
く表しているなぁと。全四つ足怪獣の
中でも、かなりトップクラスに位置す
るくらい、4本の足のバランス、形状
造形具合が素晴らしいです。

はっきり言って、現代に何かしらで、
4つ足怪獣を製作する事になったとし
て、この怪獣の4本足のバランス具合
は、参考にすべき、お手本の様な足だ
と、思っています

そして、頭ですが、これこそ、未だに

「意味わかんない」

これが、この怪獣に対する僕の感想で
す。しかし、この自分の許容範囲を、
超えた造形物に対する、拒絶反応に対
して頭上から、ぎゅッとのしかかる、

歴史的な事実

「三浦トーイ71年のロングセラー」

の中の一つであるという事実が、自分
の価値観をひん曲げて来ます。三浦の
打った広告上の写真とたった1行の、
セールストークに、自分の怪獣造形は
こうあるべきだ!という価値観は変え
られてしまうのです。そんな自分の価
値観を変えられてしまう事が、自分の
中で、面白い、と感じるので、玩具の
歴史を紐解いていく作業は、楽しいと
思います。

そして、昨今、昔の白黒作品のカラー
化というのが、ますます身近、という
か民間レベルにまで、近づいてきてい
る、と感じます。それだけコンピュー
ター上での作業技術は日々上がってい
るのです。

円谷プロの白黒作品「ウルトラQ」の
カラー化は、本当に驚くべき事件のよ
うでした。そこで自分は考えました。
三浦トーイ1971年の広告写真の、
カラー化くらい、

「ポチっとな」

でかる〜く変換出来るのでは?と、、
それが、下の画像になります。





写真 補足

頭が鳥類の四つ足怪獣 ラクガキ隠しの為、下っ腹リペイント 三浦トーイ

三浦トーイ1971年のロングセラー「大怪獣」550円のライン

追記

白黒広告写真のカラー化ですが、原本
のカラーコピー、そしてスキャニング
から〜の、パソコン内でのデータ化、
そして、その白黒写真データ、からの
工程を経て、やっとカラー化という、
何回かの、アナログかつ、複雑な工程
を経て、いる訳で実際の写真とは若干
それ以上の屈折が有るはずです。

しかしそれにしても実物人形を所持し
ているので、大体の色味は、分かって
はいるものの、怒り顔の怪獣の赤みだ
ったり、今回の頭が鳥の四つ足怪獣の
緑の風味が、若干でも分かったり、で
あのただの、白黒写真が、淡い色です
が、カラーに変身するなんて!!!!
目からウロコ状態な作業でした。