恐竜大格闘(台紙セット)

今回は、恐竜大格闘(台紙セット)です。







このブリスターパックのセットは店頭
小売価格は、750円でした。そして
前回まで投稿していた、袋入りの恐竜
単品発売分は、200円でした。

このセットの売りは、何と言っても、
ティラノサウルスの成型色違いの赤色
が、入っているという部分に尽きるで
しょう。(自分目線で、この3体の中
で売りになっているなぁ、と思う恐竜
の存在は)

そして、パッケージ表面の挿絵と、名
前表記まで、印刷してある、ブロント
サウルスの行方が気になっています。

単品発売は、あったのか、というか、
製品まで、こぎつけたのかという部分
に、です。でも多分製品化は無かった
んだろうなぁ、、、

そして、そもそも、この恐竜大格闘と
いうセットですが自分がこれを購入し
たのは90年代前半でしたね。シャレ
で購入したようなもんでした、何しろ
安かったので(多分、夏目漱石1枚)
買った後の扱いも、なんか酷かったで
す。部屋の直射日光が当たるところに
貼り付けていましたし。なので、パッ
ケージの表面も、こんなに、見事に、
日焼け(色焼け)してしまいましたし
バックのカードも千切れてしまいまし
たしね。

とにかく、昔自分が持っていたブルマ
ァク怪獣達を、自分の手元に取り戻す
んだ!と意気込んでいたコレクション
を始めた初期の頃は、恐竜人形なんて
ジャンルのものは、とても邪険に扱っ
ていたのです。何しろ恐竜に対して、
ガキの頃の、思い入れなんてものは、
ほんの、これっぽっち、も無いのです
から。

パッケージ裏に記載された、現代の世
界にあらわれた貴重な怪獣の目撃情報
が印刷された、貴重な文章をここに、
リライトしておきます。

・かいじゅうは、せかいじゅうにいる

1958年、日本の南きょくかんそく
船「そうや」が、南ぴょうようでゴジ
ラににたかいじゅうを見た。長さ15
メートル

1965年イタリアのたんけんたいが
シベリアノインジキルカ川でかいじゅ
うを見た。かいじゅうは、となかいを
くわえて、水の中にきえた。

1964年シベリアのハイル島で、モ
スクワ大学のたんけんたいが、みずう
みのきしで草を食べているかいじゅう
を見た。首が長く、ブラキオサウルス
ににていた。

1948年、ヒマラヤ山みゃくのふも
とに、イグアノドンににたかいじゅう
があらわれた。長さやく30メートル

1954年、南アフリカで自どう車に
のった人がかいじゅうにおいかけられ
た。長さ4メートルで、アンキロサウ
ルスににていたという。

1934年フランスの船「モレタニア
ごう」がカリブ海でかいじゅうを見た
長さ、やく20メートル。

アフリカのアンゴラ地方の土人が「チ
ペクウエ」とよぶかいじゅうを見た。
長さ8メートルで、トリケラトプスに
にていたという。

1953年、イギリスのスコットラン
ドの海がんに、かいじゅうのしがいが
うちあげられた。長さやく10メート
ル、プレシオサウルスににていた。

1905年、ブラジルの海に、エラス
モサウルスににたかいじゅうがあらわ
れた。長さ20メートル。

このほかにも、かいじゅうを見たとい
う人は、たくさんいます。



写真 補足

恐竜大格闘(台紙セット) タカトク製

追記

1970年代から1980年代にかけ
て、発売されていた、恐竜玩具の宿命
として、今回の製品なんか、折角表面
のタイトルは、恐竜というワードを全
面的に打ち出しているにもかかわらず
裏面では、

「かいじゅう」

という言葉を使ってしまっています。
まだまだ、この時代は、恐竜ソフトビ
ニール人形は、怪獣という言葉を、ワ
ードを、随所随所に、巧みに散りばめ
ながら、子供達に、(その親達に、)
騙し騙し販売していかないと、いけな
かった時代なのでしょうか。