マルシン大恐竜シリーズ・ミニサイズ第1弾・ティラノサウルス・ミニサイズ

今回は、マルシン大恐竜シリーズ・ミニサイズ第1弾・ティラノサウルス・ミニサイズです。








マルシンの大恐竜シリーズの中でも、
一番中古市場で、現れる率が多い恐竜
だと思います。それだけ、一番生産数
も、多かったのでは?と想像していま
す。ただ、不思議とこのミニシリーズ
単体のティラノサウルス袋入り状態の
ものは、見たことがありません。3体
セットでの普及率が高いのかなぁ?
(ちなみに、黄色成型色のティラノサ
ウルスがあることは、確認済み)

この、マルシンの大恐竜シリーズは、
自分が、調べる限りでは、1978年
(昭和53年)の第二次怪獣ブームの
真っ盛り中、に発売が開始されたので
すが、怪獣ブームと共に、恐竜という
キーワードも、常に怪獣と、足並み揃
えて、盛り上がりに、便乗する形で、
ブームを支えてきていた、という事実
は、歴史時系列上で、証明されている
事です。

全国のありとあらゆる、国立博物館や
県立、私立の展示場では、化石が展示
される、恐竜展が行われ、全国を行脚
する形で、サーキットしていました。

そんな場所場所の物販スペースでも、
これらマルシンの大恐竜シリーズは、
ラインナップを豊富に揃え、全国的に
販売されていたのでは、と想像します
が、要するに販売経路が、若干イレギ
ュラーだったのでしょう。

そんな部分が、普通のマスコミ・キャ
ラクター怪獣達とは、全国の子供達へ
の行き渡り具合が、多少は違っている
んじゃないかなぁ。

これは、マルシンの玩具業界誌に打っ
た、大恐竜シリーズの広告にも、恐竜
展の告知がある為。

そして、最後に、このティラノサウル
ス・ミニサイズの造形についてですが
自分的には大サイズティラノサウルス
の腕の先、2本爪が、しっかりと、こ
のミニサイズでも再現されている、と
いう部分に、マルシン大恐竜シリーズ
の本気度を見ました。デフォルメ具合
に関してですが、よくある怪獣ミニサ
イズの左右対象、可愛らしい、短縮化
というよりは、左右非対称で、尚且つ
ヒネリのある、グネリ感を大事に、纒
めあげた感じです。

子供達の好きな「うんこ感」うんち感
ですかね、自分が感じたのは。ヒリ出
した、プリっと感が、成型色の茶色と
非常にマッチングします。

マルシン恐竜達の刻印は、尻尾部分に
彫ってあることが多いのですが、この
ティラノサウルス・ミニサイズは、足
裏にありますね。そして

テイラノサウルスという誤字もまた乙

ちなみに、塗装具合は商品見本写真と
実際の製品の色味、全く同じです。そ
して成型色も、ほぼ同じですね。








写真 補足

マルシン大恐竜シリーズ・ミニサイズ第1弾・ティラノサウルス・ミニサイズ マルシン製