今回は、発火式ゼンマイ動力・ヨネザワの怪獣キングドラゴンです。
まず、はじめに、おことわりしておき
たいのが、自分はゼンマイ動力怪獣系
の魅力に気づくのが非常に遅く、良い
オリジナル怪獣をほとんど持ち合わせ
ていません、、、
これら3つの、ヨネザワ製、ゼンマイ
動力オリジナル怪獣
・怪獣コブラー
・怪獣ガーゴン
・怪獣フー
孤高の存在として、君臨する素晴らし
い造形のこれらの怪獣は、珍し過ぎて
買える場所にも、立ち会えたことがあ
りません。
そして、その他のゼンマイ発火怪獣で
ある
・怪獣トドラ
・怪獣ギメゴン
・怪獣ゴメラ
・怪獣キングゴメラ
も言うに、及ばず、持っていませんし
立ち姿では無い、這う様に走るフリク
ション動力怪獣シリーズである
・怪獣セビラ
・怪獣ダボラ
・怪獣クラダ
も持っていません、、、、
何が言いたいのか、と言うとヨネザワ
オリジナル怪獣のギミック付き動力式
の類は、唯一このキングドラゴンしか
持っていないのです。
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怪獣を持っているだけの時代から遊ぶ
時代に変わりました。ヨネザワの遊ぶ
怪獣シリーズ
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と言う玩具業界誌広告上の新製品告知
の、キャッチフレーズが、新鮮です!
まだまだ、第二次怪獣ブーム前夜とい
うか、帰って来たウルトラマン放送前
夜というか、ブーム爆発まで、右肩上
がりに盛り上がって行く途中の時期で
す。(ちなみに、スペクトルマンや、
仮面ライダーは、すでに放送開始され
ていました)
・ウルトラセブン野球グローブ
・ウルトラ野球キャッチャーミット
・怪獣グローブ
と言うヒーローや怪獣のソフトビニー
ル製品で実際に、外で遊ぶ為の商品が
発売されていました。
ヨネザワの新しく打ち出した遊ぶ怪獣
シリーズの一連の流れの中には、今回
のキングドラゴンは、含まれていませ
んが、延長線上には有ると、判断させ
てもらいましたので、その時の広告を
載せます。
また、憶測(というか妄想を語って、
しまいますが)きっと、広告を見る限
り、遊ぶ怪獣シリーズの中でも、フラ
ッグシップ的存在の、キングゴメラの
商品見本写真が、間に合っていません
(実際にはゴメラの写真が再利用され
ている)のでこの後、キングゴメラが
リリースされ、そして、その対となる
怪獣として、今回の、キングドラゴン
発売、と言う流れなのでは、、、、
ちなみに、通常のゼンマイ発火怪獣の
定価は、都内では200円、全国定価
は220円ということになっています
キングゴメラで、都内350円、全国
定価は、380円です。この時代は、
まだまだ、東京の定価と地方の定価に
若干の価格差があったのです。
また、ゼンマイ動力怪獣の特色として
ヘッダーにビニール袋、という形式で
は無く、どんなに小さな怪獣でも上蓋
被せ方式のボックスに入れられていま
した。
ちなみに、箱に印刷された、キングド
ラゴン自体の成型色は、赤色に見えま
すが、実際の商品は、オレンジ色成型
です。
マスダヤがライセンスを習得し発売し
ていた、ピープロ作品スペクトルマン
に出てくる怪獣ゼロンの雰囲気に近い
気がしました。
この、キングドラゴン自体は、スタン
ダードサイズよりは、小さく、しかし
ミドルサイズというには、若干大きめ
に作られた、怪獣ですが、分割が無い
のです。動きのできる、パーツが無い
のです。要するに、一発抜きのソフト
ビニールなのです。潔い製品ですね。
写真 補足
発火式ゼンマイ動力・キングドラゴン ヨネザワ製