今回の投稿は、帰って来た怪獣おもちゃ・その4
その1・その2・その3は、関係者か
らの「証言」や、実際の製作関連につ
いての数値関連を、リライトする投稿
でしたが、今回自分で文章読んでいて
気づいた事、抑えておきたい・覚えて
おきたい・忘れないでおきたい事箇条
書きで、書き出しておきます。
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・自分的 抑えておきたいメモ・1
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怪獣人気の秘密を児童心理学者の分野
で分析しているところ
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たいがいの子どもが持っている気味悪
さに対するある種のあこがれのような
ものが、怪獣という形でキャラクタラ
イズされたところが受けているのでは
ないかと考えている。
われわれ大人が子どものころ、おばけ
という気味が悪く、こわい存在に対し
て抱いていたものと同じ感情で、現代
っ子は怪獣をとらえているのではない
だろうか。
それともう一つは、子どもの心の中に
影のようにやどっている狂暴性、強大
な破壊力に対するあこがれが怪獣によ
って具現
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・自分的 抑えておきたいメモ・2
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貴重な大協・酒井通雄社長の証言
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「怪獣の元祖、原型ともいえる恐竜を
教育玩具的に扱うために科学評論家・
相島敏夫先生の指導で怪獣の本質を、
子どもが科学的に理解できるように、
図解の立体化をねらって、開発した」
(大協・酒井通雄社長)
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・自分的 抑えておきたいメモ・3
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マルサン社長の石田実氏の証言
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「アイデアに、行きづまり、なんとか
これを切り抜けよう、ということで、
会議を開いたところ、『ゴジラを歩か
せはどうか』という案が出『よしやっ
てみよう』ということで、まずプラモ
デルをやり、次いでソフト人形をやっ
たが、これは急いでつくらせたため、
ノミのあとが残っているような本当に
粗末なものだった。そして本格的に怪
獣をはじめたのは、テレビの『ウルト
ラQ』の版権を、円谷プロから買って
からだった。確か二十万で買ったと思
う。当時爬虫類のプラモデルを出そう
と思い、その型をつくっていたので、
その製法でスピードよく怪獣の型はで
きた。しかし問屋では『こんなもの売
れないよ』と最初相手にしてくれなか
った。それが、ものすごく売れた。一
日に八トン車で三台も出た」といって
いる。
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・自分的 抑えておきたいメモ・4
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怪獣ブームとはいうが、いったいいつ
まで続くだろう、という検証の所で、
”スペース物流行”に合わせたセブン
の内容が、怪獣よりも、宇宙人寄りに
なっていた事を指摘
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テレビの「帰ってきたウルトラマン」
は二クール(二十六回)の予定だそう
だが、「前回のウルトラセブンの視聴
率がやや低かったのは、いわゆる本格
的な怪獣が少なく、宇宙人系のものが
多く登場したからで、今回はその点に
も注意し、なんとか三十%台に持って
いきたい。
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・自分的 抑えておきたいメモ・5
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ブルマァク石田光田郎社長とマルサン
社長の石田実氏それぞれの意見の相違
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「一口に、怪獣といっても、ちゃんと
版権を払っているものと、出所のはっ
きりしないものでは大違い。前者には
物語があり、子どももよく知っている
が、後者はその人気に便乗した、いわ
ばニセモノだ。こっちは正規の版権を
払っているのに、版権も払いもせず、
怪獣ならなんでも売れるだろうという
安易な企画で出したって、売れるはず
がない。現にそういうもので損した小
売店や問屋も出ているくらいで、ブー
ムの足をひっぱるだけだ」(ブルマァ
ク石田光田郎社長)
一方『創作怪獣』と名づけ、独自のお
もちゃを開発しているマルサン・石田
社長は「キャラクターものでないもの
をイミテーションとみるのはあまりに
も独善的だ。確かにうちの怪獣につい
ては、図鑑にのっていないので、知ら
れていない点もあろう。だからうちで
はそれに匹敵する『怪獣新聞』を発行
して、その性格づけをやると同時に大
いにPRしてその徹底を図っている」
と反発している。
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・自分的 抑えておきたいメモ・6
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大協・三浦の制作ソフト人形10種類
個人的には、ツクダの3種類!が赤丸
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具体的に、ブルマァク・マルサン以外
の玩具会社が怪獣人形制作・販売の際
何種類および価格帯が示されている所
大協
ソフト人形(10種類350
~1200円)
三浦トーイ
ソフト人形(10種類200
~550円)
三栄貿易
怪獣帽子(6種類450円)
米沢玩具
ソフト人形(6種類200
~350円)
ヘルメット(3種類650円)
ツクダ
ソフト人形(3種類350円)
個人的には、ツクダの3種類!が赤丸
「古代怪獣シリーズ」の3種に、当て
はめても良い!って事でしょ、、この
辺りの詳細を、より掘りたい、知りた
い方は、このリンク先へ飛んでみてく
ださい。
ヘッダーに記載されていた「商品番号
T3535」この数字、ずいぶん長い
間、自分の中で、謎だったんだけど、
店頭小売価格350円のヒントってこ
とでいいかな?!