今回はロボプー・ミニミニサイズです。
この人形は、僕にとって理想的な2色
使いです。黄色と水色の相性抜群だし
そして、なによりも、強調して言いた
いのが、デフォルメの具合と、造形の
繊細さの、対比率が完璧な部分です。
シャツの折り返し、エプロンの紐の縒
れや縫い糸痕、ヤカンの止め金具部分
などなど、いちいち凄く細かい、にも
かかわらず、
出っ尻感が最高で、おまけに安定の、
不器用そうな手の造形。
そして頭部分のヤカン感が素晴らしく
フォルムが良くて、本当にお湯が、入
っていそうな形に仕上がっています。
左目の白目部のズレが、元々の垂れ目
具合と相まって、漫画家のゆでたまご
先生タッチの、目元に見えてしまい、
キン肉マンに出てくるアデランス中野
さんの目元を思い出してしまいました
写真 補足
ロボプー・ミニミニサイズ ポピー製
がんばれ!!ロボコン 1974年10月4日ー1977年3月25日 NET系で放映 全118話
追記
このミニミニサイズのロボプーをよー
く観察していて思った事があります。
僕は、ブルマァク製、ミラーマン怪獣
人形のタイガンが、大好きなのですが
この、ミニミニサイズのロボプー造形
を通過させた、タイガンのミニミニ・
サイズのソフトビニール人形があれば
良いなぁと。なんかあの液体怪獣タイ
ガンは、このロボプー造形のキッチュ
さを通過させたら、凄く良さげだと、
思うのです。ヤカンの鼻部分と、タイ
ガンの鼻は相当リンクしてると、思い
ました。同じ、鼻長、帰りマン怪獣の
サータンでは、駄目なんです。こんな
妄想、ロボプーのスタンダードサイズ
あれだけ眺めていたのに、一ミリも、
思いませんでした。やっぱりミニミニ
ソフビだけが持つ、このほんわか感は
妄想を助長、増幅させる、何かが、あ
るのでしょう。
そして、怪獣のミニミニソフビと言え
ば、2018年2月7日付けのブログ
怪獣王ゴジラその二、の回で、紹介さ
せてもらった、製作会社不明の、ミニ
ミニ怪獣ソフビがありましたが、あの
テイストって初期怪獣消しゴムの簡易
的なスプレー噴き付けをソフトビニー
ル製品にも、という事でやっていたと
思うのですが、自分が見てみたいのは
この今回一連で紹介しているロボット
学校のノリの塗装具合、造形具合の、
怪獣ソフトビニール製品が、もしあれ
ば、それはまたそれで、新たな道にな
るのでは?という事です。