オイル怪獣タッコング、ヘドロ怪獣ザザーン

今回は、オイル怪獣タッコング、ヘドロ怪獣ザザーンです。




























第二次怪獣ブームの幕開けに相応しい
怪獣です。もちろん、放映も楽しんで
見ていました。自分にとってはリアル
タイムの特撮怪獣番組でしたから。

しかしこの二つの怪獣は持っていませ
んでした、というか僕は、帰ってきた
ウルトラマンの怪獣は、ほとんど買っ
てもらった記憶がありません。

多分なのですが、色んなキャラクター
や、その他のジャンルの玩具にも興味
が出てきてしまい、そっちに目移りし
てしまったのかもしれませんね。

仮面ライダーが同時期に始まりました
から、物欲の意識は完璧に仮面ライダ
ーに移っていたんだと推測しています

ライダー怪人の、ソフトビニール人形
は結構持っていましたから。幼稚園で
帰ってきたウルトラマンの話題を友達
と話した記憶が、ほとんど無いんです

しかし、仮面ライダーの話題は常に皆
で話し合っていた記憶は鮮明にありま
す。仮面ライダーごっこは、大流行り
でしたから。

この怪獣のデザインはウルトラセブン
後半からデザインに参加した池谷仙克
の仕事ですが、なんか、間違い無いね
という安定感があって安心して見てい
られる怪獣です。

造形的な面に少し触れてみると、タッ
コングの赤はまぁ、タコだから赤ね。
っていう感じなのですが、アイボリー
の方を、今回写真を撮って配置して、
よーく眺めていると、顔の小ささが、
相まって、身体のテクスチャ(吸盤)
がより浮き彫りになって、海の中の、
生物怪獣感が素晴らしい!

自分にとっての色(特に怪獣人形の成
型色)について思う事なんですが、赤
成型って、黒に近い(とても濃い特性
で、他の色と共存が難しい)という感
想があります。

赤に青メタリックを被せるって組み合
わせは最高なんですけどね。その他の
色との共存は苦手なのでは?

と思ってしまいます。今回の、タッコ
ング色比べで改めて、赤という色の持
つインパクトに考えさせられたので思
いを書いてみました。

余談ですが、多分、昭和46年付近、
(というか第二次怪獣ブーム時期の、
アルアル、だと思うのですが)近所の
タツヤ君は、例によって、タッコング
(タツコング)と呼ばれていました。

最後にザザーンについては、もう地味
だなぁの一言で済んでしまいますよね
ぇ、、、かわいそうですけど。

ただ、デザインした池谷仙克いわく、
ヘドロ怪獣ということなので、造形次
第では、ヘドラばりに、かっこよくな
る要素はあったということですよ!!

今また造形してみたら意外に人気怪獣
として大化けする可能性大ですよね。

昨今のヘドラ造形再評価の様に。






























写真 補足

オイル怪獣タッコング 赤 ブルマァク製 *
オイル怪獣タッコング アイボリー ブルマァク製 *
ヘドロ怪獣ザザーン ブルマァク製 **

帰ってきたウルトラマン 1971年4月2日ー1972年3月31日 全51話

第1話「怪獣総進撃」* **
第2話「タッコング大逆襲」* **