今回は、ホビック・テントウキです。
このテントウキはメカブトンに負けじ
と、プレイバリューの高い玩具です。
とにかくデカい箱!そして緻密なギミ
ックと丁寧な塗装のソフトビニール製
パーツの組み込みの絶妙さ加減具合。
タカトクのホビックシリーズは、本当
に凄い当時の技術をふんだんに使った
玩具の最高峰のシリーズだったんだな
ぁと、今更ながら痛感しています。
レオの玩具もそうでしたが、この時代
は未確認飛行物体をモチーフにした、
デザインが多く、少年達の興味対象が
こうした未知なる物への憧れや、一体
なんなんだろう?という興味が、全て
番組内のキャラクターデザインにエッ
センスとして注入されていた事に気づ
かされます。
このテントウキにしてもテントウ上部
分の、アダムスキー型に非常に似た作
りのドーム型コクピットにしてもしか
りです。
何度もシツコク言いますが、この番組
タイムボカンの敵の3悪の乗り物であ
るガイコッツまで、このホビックシリ
ーズで、何故出してくれなかったのだ
ろう、と本当に悔やみます。(もちろ
ん、マージョ、ワルサー、グロッキー
のミニソフトビニール人形も付属で)
当時の技術をふんだんに詰め込んだな
らば、さぞかし最高の物ができたでし
ょうに。あのデザインと共にもう殿堂
入り玩具間違い無かったはず。
箱の側面に、あれだけしっかりとガイ
コッツが描かれていたら、誰だって、
妄想が止まらなくなりますよ、そりゃ
写真 補足
ホビック・テントウキ タカトク製
タイムボカン 1975年10月4日ー1976年−12月24日 全61話 フジテレビ系列にて放映
追記
この辺の時代、自分の小学校1、2、
3年周辺って、世の中全体が、未確認
飛行物体ブームで沸いていたんです。
ピンクレディーのUFO
インスタント焼きそばのUFO
UFOロボ・グレンダイザー
UFO戦士・ダイアポロン
などなど、まだまだありますが、全て
の玩具に強引なこじつけがあり、そし
て円盤の様なデザインに落ち着くので
す。