マスダヤのゼンマイ怪獣・帰ってきたウルトラマン編

今回は、マスダヤのゼンマイ怪獣・帰ってきたウルトラマン編です。

帰ってきたウルトラマンの放映期に、
マスダヤから発売されていたブルブル
怪獣シリーズの中から、ツインテール
ゴルパゴスをチョイスしました。あと
帰ってきたウルトラマンも再登場で、
ゼンマイトコトコ怪獣のアーストロン
ザザーンとタッコングも。

このゴルパゴスの赤成型色というチョ
イスが、さすが玩具らしいというか、
この、これといって目立つ怪獣では無
いのに、何故かこれ良い、と思わせる
んです。赤に青メタリックを吹き付け
るというパターンはやはり鉄板です。

ブルブルに、何の意味があるのかは、
理解に苦しむのですが、ソフトビニー
ル玩具の可能性に向かって各会社こぞ
ってアイデアを怪獣人形に仕込んで行
くのです。

ブルマァクが磁石怪獣、発火怪獣、と
アイデアを駆使しているところに、増
田屋は、怪獣にゼンマイを仕込んでき
ました。

今度は、ミラーマンの怪獣達に、ブル
マァクが足の裏に鉛筆削りを仕込んで
来るという奇抜なアイデアを取り入れ
るなど、各社アイデア合戦が繰り広げ
られていくのですが、、、

まぁマスダヤは古くは、手踊り人形を
そして、トーキング人形や三輪車乗り
人形を軸に展開をラインナップを作っ
ていましたから、各社ちゃんと自社の
路線というものを独自に自覚して商品
展開をしていたという事です。要する
に他社のアイデアには便乗せず、ソフ
トビニールという素材に拘りを持ちつ
つも、各社の商品には住み分けが出来
ていたという事ですね。