今回は、宇宙原人です。
この怪獣は、ウルトラQに出てくる、
ゴローもどきの姿をしています。なの
でゴローは、高額な怪獣人形だったの
で、ゴローを買えない、怪獣コレクタ
ー達の、ゴロー代用品としては、とて
も重宝されていたのでは?(特に尾の
形状が似てると思うのです)
まだ、この怪獣の名前が解明されてい
ない頃は、みんなゴローではないので
ロクローとか、適当な事言っていまし
た。米澤製を判別する為の要素である
Yマークの刻印も、この宇宙原人には
無いので、尚更です。
他の米澤玩具製のスタンダードサイズ
の怪獣人形達は、一律で330円だっ
たのですが、なぜかこの宇宙原人のみ
350円の店頭小売価格なんですよ。
そこの部分だけが、未だに謎です。そ
して、今まで、いろいろ宇宙原人の個
体を見てきましたが、微妙にスプレー
の配色が変わっているタイプが幾つか
存在している、という部分が他の米澤
玩具製スタンダードサイズ怪獣とは、
違う部分です。このシリーズ中、一番
よく見かける怪獣が、この宇宙原人だ
と思いますし。(という事は発売当時
不人気商品の為、売れ残りが多い、と
いう事か?!)
そして、広告上に載っていた宇宙原人
の写真ですが、よーく見ると、メタリ
ックの塗装で、包んで吹いてあるよう
に感じます。これは、ただの原人では
無く、宇宙の原人、という事で、シル
バー系の色が塗られているのでは?と
予測しています。
この宇宙原人に限っては、本家のゴロ
ーと同じ配色スプレーで、是非製品化
して欲しかったかも。なんか、そんな
気がしました。
後、気がついた点、といえば、見本の
写真では、この宇宙原人の瞳の塗りが
丁寧で、尚且つ大きく描かれているの
ですが、絶対にこっちの方が良いです
製品は、どの個体を見ても、雑で小さ
い、しかも油性マジックで乱雑に処理
した様な、見栄えなのです。
人間型の二足歩行生物の、人形製品の
場合は、顔、特に目の塗りは、本当に
大事ですね。製品を生かすも殺すも、
瞳の塗りの丁寧さ加減にかかっている
気がします。
そこの部分で言えば米澤玩具は、当時
としては、ちゃんとした、メジャーな
玩具会社だった訳ですから、ヤッチゃ
ってますね。
写真 補足
宇宙原人 米澤製
ヨネザワのおもちゃ怪獣シリーズ 1970年
追記
怪獣の瞳の大きさ問題を、自分で考え
ていたら、フっと思いました。女性は
だから、瞳をカラコンとか付けて大き
く見せたがるんですね!!
でも、たまーに、自分に合わないカラ
コン付けて、黒目がデカくなり過ぎて
な〜んか宇宙人みたいな顔になってい
る子いますよね、、、、
風俗の、「パネルマジック」通過させ
た顔写真は、ほぼほぼ、宇宙人タイプ
になってます。アレは、一体何なんで
すか!
あんなことしてるの、多分世界中探し
ても、日本だけだと思いますよ、、、
そんな瞳の偽装工作してる顔見ると、
もう自分の中での、表現解釈の受け取
りが、一周回ってしまい、三村っぽく
「宇宙原人かよ」(サンプル写真の)
って言いたくなるってもんです。