忍者怪獣サータン、プラスチック怪獣ゴキネズラ

今回は、忍者怪獣サータン、プラスチック怪獣ゴキネズラです。








まずは、象の様な長い鼻を持った怪獣
サータンの方ですが、透明怪獣という
部類に入りますかね。ネロンガとかと
被ります。

そして外見に関して、ほんとに自分の
幼少期から常々思ってた事なんですが
見栄えが、めちゃくちゃ悪い怪獣だと
思います。同じ顔の雰囲気があるゴッ
ドマンに出てくるトランカーくらいま
で突き抜けてくれると、愛着の様な物
が生まれて来るのではないですかね。

ただ今回怪獣人形を撮影して配置して
思ったことは、造形師の力量でだいぶ
怪獣として見れる形まで、印象を持ち
上げているんだなぁと思いました。

そしてゴキネズラの放映の中で印象に
ある事なんですが、MATのまとめ役
(隊長)の俳優さんが、番組途中降板
してしまいます。僕なりに番組に入り
込んで見ていたので、幼児期にも拘ら
ず、この番組内の重要なパートである
怪獣アタックチームの隊員達を纏め上
げる役(最年長叔父さん)が変わって
しまうという、今思うと実に違和感の
ある交代劇でしたね。また怪獣ゴキネ
ズラが東京だけで無くニューヨークに
も出現するという、東京だけの物語で
はない部分にも、今改めて、帰ってき
たウルトラマンという番組のスケール
の大きさを感じています。

ゴキネズラの怪獣人形についてですが
もう出来が残念な部類に入ってしまう
と言っても過言ではありませんね。

ただ今回撮影、配置、検証していて思
った部分は、造形のニュアンスの部分
でゴーストロンとの類似部分があるな
と思えた事や、足裏の原型師さんが彫
ったであろう部分の書体の癖の部分の
特徴を自分なりに捉える事が出来た、
ので、そこだけでも自分的には良しと
したいです。


写真 補足

忍者怪獣サータン ブルマァク製 *
プラスチック怪獣 ゴキネズラ ブルマァク製 **

帰ってきたウルトラマン 1971年4月2日ー1972年3月31日 全51話

第19話「宇宙から来た透明大怪獣」に登場 *
第22話「この怪獣は俺が殺る」に登場 **