今回は、怪獣王子の鳥人です。
ソフビ人形は赤と青が、発売されていま
した。(青は持っていません)
この造型の感じで、ガッパ風味を味付け
にウルトラマンの元になった、スケッチ
版ベムラーの人形造ったらカッコ良さそ
うですよね。
僕としては、やはり今回も造型担当して
いた「大橋史典」の事を自分所有の少年
誌のページからディグっていきたいです
ソフビ製怪獣人形が、自分の思ってい
る値段設定よりも、どんどん価格高騰
していくと、お店では怪獣人形を購入
する事を、止めてしまいました。
しかし、止めたといっても怪獣が好き
過ぎて、今度は怪獣が載っている値段
設定が、千円二千円の汚い少年誌を、
積極的に買うようになっていきました
記事によると、昭和41年の時点で、
30年前から、怪獣を作り上げていた
って、どんだけ、オリジネーターなん
だって話ですよ!!
いくら、米国映画のキングコングを見
て影響を受けたからって、この日本で
怪獣着ぐるみ造形を、始めたって事実
は流石です。
役者、着ぐるみ造形、スーツアクター
プロデューサー、特技監督、映画監督
とマルチな活動されていたみたいです
が、現代には余りにも、彼の作り上げ
ていた仕事についての情報が残ってい
なさ過ぎと感じます。
中でも、ゴジラ公開以前の、日本の怪
獣映画史として、人々には、語り継が
れなければいけない、と個人的に思っ
ている、昭和13年に公開された
「江戸に現れたキングコング」
という作品が、気になって仕方があり
ません。当然白黒、しかもサイレント
映画です。当時の映像が残っていない
分、妄想が広がってしまって、大変な
ことになっています。
・水戸黄門漫遊記のヒヒ怪獣
・水戸黄門怪力類人猿
・赤胴鈴之助の雷神
・ジャングルプリンスのロボラ
(ロボットのデストロイヤーとセッ
トで造ったらヤバイの出来そう)
・江戸に現れたキングコング
大橋史典が、気ぐるみ製作された立体
化されてないかっこいい怪物なんて、
まだまだ、わんさかあるもんですよね
そして、少し脱線してしまいますが、
キングコングが公開された、1933
年の翌年1934年に、ここ日本でも
公開された、巨大な、大仏が街を徘徊
する一大スペクタクルサイレント映画
「大仏廻国」
が、かなり見たくて見たくてしかたが
ないんです。スチール見るかぎり、も
うダウンタウン松本人志の最初の監督
作品である大日本人は、この映画の雰
囲気を拝借しているのでは?と思った
りもしたりして、、、
もう、ゴズラスは、オラウータン感が
最高で、是非、この絵のまんま立体化
して欲しいくらい!(少年キング19
67年9号)
下の広告の、ガメゴン対ドラギラスが
ヤバ過ぎてもう、、、
写真 補足
怪獣王子 鳥人 野村トーイ製
怪獣王子 1967年10月2日ー1968年3月25日 フジテレビ系で放映 全26話