お化け屋敷

今回はツクダのお化け屋敷です。







木などに飾り付けが出来るようにフ
ック部分が、付属している現代風に
言えば、オーナメントと言ったジャ
ンルに入るのですかね。

第一次怪獣ブームの後は、妖怪ブー
ムが来ました。ゲゲゲの鬼太郎、大
映の大魔神から引き継ぐかたちで始
まった妖怪3部作シリーズ、河童の
三平妖怪大作戦、悪魔くん、そして
怪物くん、など。

その当時は、僕はまだ、赤ちゃんで
幼児期にも入っていないので怪獣、
怪物、妖怪、なんてものの存在もわ
からないまま、昭和43年と言う年
を過ごしました。



今回のツクダ製お化け屋敷セットの
何が凄いかって、お岩さんの立体化
でしょう。空気ビニール製の立体物
はありますし、ピンク色の、可愛ら
しい、物はありましたが、このおぞ
ましさ、と玩具風の境界線のハザマ
を行く造型は、身震いが来ますよ。

ヘッダーの絵にある、破れちょうち
んとろくろっ首の人形が当時もしあ
ったら、ほんとヤバイでしょ、、。

まぁ、STマークのシールが在ると
いうことで、最初の妖怪ブームの頃
の商品ではなく、昭和46年以降の
というかその近辺の商品なんですけ
どね。当時の定価で450円。

当時の玩具業界誌のツクダ広告ページより

僕にとってツクダと言えば、ツクダ
本社の中に併設されていた、玩具資
料館ですね。その近所でコークスを
買いに行ってたので、よく行ってい
ました。めずらしい試作品レベルの
昭和玩具の宝庫でしたね。玩具修理
もやっていたはずです。おもちゃ病
院的な。

悲しい事に、施設の廃止が近づくに
つれて非常に日本の玩具歴史的にレ
アで、国宝級ブリキや素晴らしい、
見たことの無いサンプル色の昭和玩
具が次々と姿を消していくのをただ
眺めているしかなかった時が悲しか
ったです。無くなりかたがあまりに
も不自然で、良いものだけが、関係
者によって抜かれている感が、あり
ありで、、。ガワが鉄人なのに鉄人
の塗装じゃないあのデカイブリキと
か、誰が持っていったんだろう、、


当時の玩具業界誌のトミー広告ページより

多分、同時期のトミーのお化けシリ
ーズも載せておきます。全7種です
実物はひとつ目小僧のみですが。
当時の定価で一つ200円

・ろくろっ首
・お岩さん
・カラカサ小僧
・破れちょうちん
・ひとつ目小僧
・ひとだま
・ガイコツ男

1969年妖怪のブーム時期だと、
カラカサ小僧が雑誌の表紙ですよ!
今では想像がつかないです。

妖怪ブーム前夜にあたる1967年
の少年キングより、幽霊づくり日本
一の高齢夫婦の特集ページです。こ
んな、重要無形文化財的な日本特有
の技術を後世にまで、ちゃんと残せ
ていけるような、政府のバックアッ
プシステムが絶対に必要だと思って
います。このページからもうすでに
51年経ってしまっていますが、、

写真補足

お化け屋敷 ツクダ製
ひとつ目小僧 空気 ビニール人形 トミー製