フランケルゲ

今回は、フランケルゲです。




興味深い、玩具業界誌の広告ですが、
資料として非常に興味深い数値を見さ
せてもらいました。

まずは、スタンダードサイズのみの1
カートンセットの場合では1カートン
に、バロム1が6個入っていて、ドル
ゲ魔人達4種がランダムに6個入って
います。

キングサイズも含まれた1カートンの
セットの場合だと、キングサイズのバ
ロム1が3個、スタンダードサイズの
バロム1が6個、そしてドルゲ魔人が
4種一つづつ。ということなのです。

このキングサイズも含まれた1カート
ンセットだと、1箱つき、ドルゲ魔人
達は一種1個のみ!なのです。そりゃ
1箱に一個の魔人しか入っていなけり
ゃ、この現代まで、生き残るドルゲ魔
人人形の現存数も、微々たるもんって
ことですよね。

バロム1が6個、キングも入れれば、
バロム1が10個に対して一個の割合
でドルゲ魔人達が存在するって事です
ね。いやぁ面白い統計学です。

今は、もうこんな事は出来ない時代に
なりましたが、昔はおもちゃ屋さんに
古い玩具をサルベージしに行くという
行為があり、店主とお話をする機会な
どがあり、その際、昔話を聞く訳です
が、皆口を揃えて言っていたのが、昔
は玩具メーカーの用意したカートンを
強制的に買わされていたから、余る物
は、凄く余ってしまっていたんだよね
ーという事。

僕は、何故かカートンって言葉に弱い
んですよね、ってかカートンって言葉
に異常にピクンッと反応してしまいま
す。

いやぁ、この左右の腕のカタチンバ具
合が最高過ぎでしょ!そしてフナムシ
とフランケンという、絶対想像不可能
な領域のコラボのモチーフのドルゲ魔
人は最高にイカシテいます。袋に同封
されるカタログのサンプル写真から。

そして思ったことは、仮面ライダー怪
人や、変身忍者嵐の敵達も380円だ
ったと思うのですが、ドルゲ魔人達の
大きさが、130パーセント位大きい
のです。これってお得感がバリバリで
すよね。

ってか、番組は4月から放映が始まっ
ていたのですが、ソフビ人形の販売が
始まるのは、それより2ヶ月も経った
6月からなんですね。これにも驚きま
した。が、やはり敵の造型完成してか
ら製品になるまでは、それくらい時間
がかかるって事なのでしょう。

いやゃほんとマジで、番組後半の人体
モチーフのドルゲ魔人達のソフビ人形
の発売していて欲しかったですよ。絶
対最高の出来だったはずです。植毛状
態でヒャクメゲルゲや首ゲルゲ、そし
て、最高に狂ってる脳ゲルゲとか、も
しもあったら最高にしかなりえないソ
フビ人形でしょ!また、変な妄想して
しまいました。失礼しました。


写真 補足
フランケルゲ 袋入り バンダイ製

超人バロム1 1972年4月2日-1972年11月26日全35話 日本テレビ系列で放映
第2話 呪いの怪人フランケルゲ に登場