今回は、人造人間キカイダーです。
まず、僕がガキの頃、このヒーローは
ほんと賛否両論でした。まず、このツ
ートンカラーに、みんな戸惑っていた
ように思います。ただ、唯一の救いは
半分側の機械が見えてる部分がガキの
目から見ても凄くリアリティがあった
という部分と、サイドマシンのクール
さは、もう言わずもがなです。
後は、敵のダーク破壊部隊のデザイン
ですかね。そりゃ今見れば、美味しい
デザインだし、コクの部分もよーく味
わえるのですが、ガキの自分には、大
味過ぎないか?と少し、否定的でした
ね。まぁ4、5歳児でも、敵のデザイ
ンまで、上から目線だったのですね。
今となっては、反省すべき所です。
まぁ後半ハカイダーが出てきて、この
番組のかっこよさの虜になって行く訳
です。キカイダー01になってハカイ
ダー4人衆にまで、増幅するともう分
けわかんなくなる位大好きになってい
ましたね。
そして、当時放送が、子供向けの特撮
ヒーロー番組なのに土曜の夜の八時台
なんです。そして裏番組がなんと八時
だよ全員集合ですよ。もう、当時のド
リフターズの人気は半端なかったです
から、無謀な対決でした。
とにかく、ドリフは見ておかないと、
次の日皆との会話が成り立ちませんか
らね。前半のコントはもう、全員集合
を見て、後半はキカイダーというパタ
ーンが多かったかな。二つの番組を交
互に見るのって、ダイヤル式のテレビ
時代では、試練でしたね。これは変身
忍者嵐とウルトラマンAの同時放送の
時も、同じ問題が起きていました。
キカイダーのソフビ人形って目が黒い
物が多いですね。初期NGパターンを
参考に造られてしまっています。
TTというタカトクのマークが彫って
あります。まぁブルマァクの製品でも
両社の刻印がある物があるので、これ
はこれで、そうゆう事なのでしょう。
足裏はブルマァクで、パッケージは、
タカトクとかね。いわゆるOEM生産
体制をこの時代も行っていたという事
でしょう。日東ガメラもタカトク経由
で販売されていたとか、色々ありまし
たもんね。
ただ刻印は、足裏で、コピーライトの
表記は右肩甲骨裏というパターンは、
このキカイダー人形くらいなのでは。
JAPANのスタンプが押してあるの
で、これはハワイで売る為に、そうゆ
う仕様になっているのではと思います
ね。
キカイダーソフビ人形って、フォルム
というか、デフォルメ具合が他の東映
特撮ヒーローとは一風変わったリアリ
ティ志向の造型だよなぁと思います。
バンダイスタンダードサイズで言うと
後の、刑事Kやダイヤモンドアイ的な
すらっとしてるヒーロー体型ではなく
タケミのジャンボーグA的な風合いを
とても感じます。
1973年の平凡パンチの表紙ですが
キカイダー人形を持っていますね。足
裏にはバンダイステッカー貼ってあり
ます。
写真 補足
人造人間キカイダー バンダイ製
人造人間キカイダー 袋入り 輸出仕様?バンダイ製
人造人間キカイダー 1972年7月9日-1973年5月5日 全43話 NET系列で放映