大空魔竜

今回は大空魔竜です。



















写真補足

大空魔竜 スタンダードサイズ バンダイ製

大空魔竜 ガイキング 1976年4月1日ー1977年1月27日 全44話 フジテレビ系で放映

追記

毎週木曜日の7時から7時半の時間、
ゲッターロボからゲッターロボGへ、
そしてこの大空魔竜ガイキングに繋が
ります。

ちなみに、ゲッターロボの前が、ドロ
ロンえん魔くん、その前がロボット刑
事、その前がハゼドン、その前がゲゲ
ゲの鬼太郎(第2シーズン)です。

何が言いたいのか、というと、この時
間帯(ドロロンえん魔くん以降)は、
永井豪とダイナミックプロと東映のタ
ッグでテレビキャラクターを編み出し
製作してきました、がこの、大空魔竜
ガイキングからは、東映のオリジナル
キャラクターになります。

この大空魔竜スタンダードサイズは、
僕にとって、とても不思議な立ち位置
の感じのする、ソフトビニールです。

まず、第一印象は、牛感です。なんか
頑固ラーメン、ブコツで巨大な牛骨を
鎖でぶら下げているのが開店の合図、
というラーメン屋の総本家、一条氏の
店舗に付いている牛の頭に見えてしま
ってしょうがないです。

そして、次に感じるのが怪獣感です。
ソフトビニール製怪獣人形とソフトビ
ニール製のアニメーションキャラクタ
ーの巨大ヒーローロボットというのは
対極にあるものだという認識があるの
ですが、この大空魔竜は、両者の要素
を含んだ、ソフトビニール玩具なんで
す。多分この感覚を感じさせる唯一の
ソフビの様な気がします。

最後に、これも第一印象で凄く感じさ
せられたんですが、エビフライ感です
尻尾に行くにしたがって、なんかほん
と、エビに見えて仕方がないんです。

頭のツノですが、もしもジャンボマシ
ンダーの大空魔竜の様にツノが別に、
成型されたソフビで、角度調整ができ
る、大きいツノだったならば、この、
大空魔竜スタンダードサイズは、もっ
と、後世まで、語り継がれる程の名作
ソフトビニール玩具になっていたでし
ょうね。ほんと、勿体無いです。

ソフトビニールの成型上、抜きの関係
で、このようになったのでしょうが。

でも、まぁ十分このままでも、かっこ
いいんですけど。

販売形態はブリスターパックに、スク
リーンが、変わる、プラ製腕時計と、
バンザイ状態のミニサイズガイキング
が、入っていました。

ちなみに、番組放映当時、ポピーが作
った、子供数人が実際に入って遊べる
遊園地の巨大なアトラクションサイズ
の滑り台タイプの大空魔竜もありまし
た。