今回は、ころしやエックス・スタンダードサイズです。
今回の様なほぼほぼ架空上のレスラー
が登場だと、書くことなんて、限られ
てきてしまいます。なので、、、、、
僕が、今回思いを書き出したいのは、
肌色についてです。人型のソフトビニ
ール人形では、命の部分ではないでし
ょうか。ここを、シクジルと、という
か色味を間違えると、製品そのものの
良さを全てダイナシにしてしまいかね
ませんよね。
つや消しの肌、だったり、つや有りの
肌だったり、その人形によってどちら
を選択するのか、様々な用たんによっ
て異なってきますが。
プロレスラーという肌を露わにしてい
ることが、デフォルトの人形ですから
当然、肌色成型色の選択というのは、
その人形の死活問題です。
その点、このブルマァクのワールド・
チャンピオン・シリーズにおける、各
レスラーの肌色具合は、もう完璧です
発売から４０年以上は経っているでし
ょうね。にもかかわらず、肌色の劣化
色焼け、具合も完璧です。この事を、
見越しての、この肌色成型色のチョイ
スだったのか、は定かではありません
が、今回どのレスラーを撮影していて
も、劣化具合でさえ、ほれぼれしてく
る、色味の良さです。
自分は、このブログ投稿に載せる写真
は太陽光、自然光、光無し、などなど
さまざまな状況化でソフトビニール人
形達を撮影し、ここに載せています。
この光の加減、具合で、人形達の素材
の違い、劣化、変色、などなど、改め
て気付かされるポイントが多々ありま
す。
写真 補足
ころしやエックス・スタンダードサイズ 飛附屋・ブルマァク製
ころしやエックス・スタンダードサイズ 袋入り（開封済み、ホッチキス二度打ち三度打ち、ビニール当時物ではありません）ブルマァク製
ブルマァク・ワールド・チャンピオンシリーズ
追記
このレスラーの顔を見ていて、ふと思
ったのは、このマスクの目の部分の開
き具合は、もしかしたら、当初ミル・
マスカラス風の物を予定していたので
は？と思いました。
まぁ、でもヘッダーカードにも写って
いる、昭和の来日覆面レスラーに、よ
くありがちな、パターンの覆面でもあ
りますね。
ミスター・アトミック、ミスター・Ｘ
ミスター・レスリング、ドクター・な
んちゃら、ジ・アサシン、ジ・インベ
ーダー、などなど、怪しい即席覆面の
レスラーは、この手のデザインマスク
を被っている印象があります。
肌色成型色について、もう一つ言いた
い事がありました。某ソフトビニール
をメインにカナリ昔から店舗を構えて
独自の目線で、素晴らしい原型師を抱
えて、作品をリリースし続ける会社が
あります。そこは、鉄腕アトムを、様
々な角度から、解釈して、製品を発表
販売し続けていますが、鉄腕アトムの
命とも言える、あの肌色ですが、ある
時期までの、肌色成型色はとても素晴
らしい色味で、年数が経ち飴色に劣化
していっても、その劣化具合も最高な
色変わりなのですが、ある時期を境に
その鉄腕アトムの肌色の質感が変わっ
てしまいましたね。製作の方に話を伺
ったところ、もうその最高な肌色成型
色の材料は販売中止になってしまった
のだそう。残念な事ですね。
同じ飛附屋製品ということで、リンク
貼っておきます。