今回は囚人魔スタンダードサイズです
実在のプロレスラーの名前変えた様な
ものですよね。ザ・コンビクトという
米国の囚人の服装、そのまま着用して
マスク部分も、その模様(ボーダー)
を施したようになっています。
実際のところは、ザ・コンビクトに関
しては、図鑑でのみ存在を確認してい
る、という認識なのですが。(実際の
来日が日本プロレス時代な為、幼すぎ
て、実際にテレビ放映を見ていないの
です)
そもそも、プロレス図鑑は、僕よりも
だいぶ、先輩達の代に発刊されたもの
です。その頃の図鑑全般に言える事な
のですが、人気のある図鑑は、多少の
微調整は有るにすれ、何回も何回も繰
り返し発刊されて、下の世代まで届く
様になっています。これは怪獣図鑑な
どにも当てはまる事項ですね。
プロレス図鑑に関して言えば、ジャイ
アント馬場、アントニオ猪木、のツー
トップ時代位までしか、発刊されてい
ないのでは無いですかね。80年代の
タイガーマスク登場後の、プロレスブ
ーム期でも、その時期のちゃんとした
「プロレス」というジャンルを紹介し
たハードカバー仕様の図鑑的な物は、
ちょっと記憶に無いかも。まぁブーム
期は、もっと各プロレスラー達にスポ
ットを当てた書籍が、沢山発行されて
はいましたがね。
話を、図鑑に戻しますが。その図鑑に
よって、世代を超えた共通の認識事項
というものが生まれます。外国人強豪
レスラーの種類や、そのレスラー達の
キャラクター、生まれた、背景など、
どんなキツイトレーニングを重ねて、
その地位を築いたか、実際の、テレビ
放映を見ていなくとも、いつの間にか
当たり前の知識として、幼い脳味噌で
も極々自然に各プロレスラー達の生い
立ち、キャラクター、得意技、戦歴、
前職、出身地などが、インプットされ
ていきます。
ザ・コンビクトって、聞いただけで、
あぁ全身ボーダーの囚人服を纏った、
あのデカイマスクマンだー!このくら
いなら、ガキ時代の、図鑑で見た、刷
り込みが、しっかりと脳味噌のシワに
残っています。
米国では、囚人服はボーダー仕様とい
うのは、映画を観ていて、自然に刷り
込まれているのですが、さすがに、今
でもボーダー柄の囚人服を採用してい
る地域なんて有るのでしょうか?
写真 補足
囚人魔・スタンダードサイズ 中嶋製作所
タイガーマスク
1969年10月2日ー1971年9月30日 全105話 よみうりテレビ・日本テレビ系列にて放映