今回は、母をたずねて三千里・アメデオ・ブレスレットです。
これ、ブレスレットって、等身大の、
アメデオって事なのですかね?軟質の
ソフトビニールで成型された、とても
出来の良いソフビだと思います。
お尻には、笛が仕込んであり、押すと
『ピーピー』鳴ります。
ペンダントのソフビで、おなじみの、
パトラ製ですが、このアメデオは実際
に腕に付けて、持ち歩くというコンセ
プトだと思うのですが、通常のパトラ
のペンダントとして、ソフビ人形を持
ち歩くというコンセプトの芯の部分は
変わっていませんね。首からかけるか
腕に着けるか、の違いがあるだけで。
そして、興味深いのが、名前です。こ
の商品名は『アメデオ』ですが、当時
の他の商品は、『アメデオ』だったり
『アメディオ』だったり、統一されて
いません。
自分で今まで気づかなかったポイント
で、このお尻からのショット撮影で、
脚の裏をマジマジと見たのです。
やはり、猿系の動物が、より猿らしく
見えるポイントって、いかにして、手
の平の様な、形状の足の裏を、造形す
るか、っていうのが鍵になってる気が
しました。
多分、猿系のソフトビニール人形の中
でも、もっとも足の裏が猿らしい形状
をしているのが、この
アメデオ・ブレスレット
だということを、今回の撮影で、より
確信する事が出来ました。
写真 補足
母をたずねて三千里・アメデオ・ブレスレット 尻尾のリボン欠品 パトラ製
母をたずねて三千里
1976年1月4日ー1976年12月24日 全52話
追記
このアメデオのような、小猿を見ると
自分はどうしても、中学1年生だった
かなぁ、わざわざ映画館で観た
『ジャンク』
の猿の脳味噌を机で食べるシーンが、
オーバーラップしてしまうんです。
今回の様な、とても感動の物語、の
アニメーション作品の投稿で、鬼畜
映画のシーンの話をしだす自分は、
どうかしているって思います、、。
家庭用のビデオデッキという物が、ま
だまだ、一般的にはなっておらず、興
味のある映像というものは、映画館に
行くしか無かった、という時代です。
しかも、テレビのコマーシャルで、散
々エグイ宣伝文句と、小出しにした衝
撃シーンをチラミセしてくるもんだか
ら、そりゃ多感な中学に入ったばかり
のクソがきには、実際に映像を見たく
なって当然ですよ。
今冷静になって考えると、1980年
って、まだまだ映画という物が、文化
の先端を突っ走っていた時代なのです
ね。