ケラトザウルス(大協版・中)

今回はケラトザウルス(大協版・中)です。






大協が1971年に打ち出した、オリ
ジナルの解釈に基づく怪獣と恐竜のシ
リーズ、生きていた恐龍と怪獣(恐竜
の、竜の漢字が龍な部分に注目)は、
相島敏夫による監修で製作されていま
す。

相島敏夫・1905ー1973
(科学ジャーナリスト、科学解説者)

科学評論家・解説者としてラジオ・テ
レビなどで活躍

なぜなに学習図鑑(全28巻)小学館
発行に、指導・科学評論家・相島敏夫
としてクレジットがあります。

大協が、玩具業界誌に打った広告の写
真を元に、当時の状況を紐解いていく
と、

ジャイアントサイズ級のエダホザウル
ス、ステゴザウルスが大サイズ。そし
て、それより若干小さい、このケラト
ザウルスを中サイズと定義しています

五十路を超えた男の掌に乗せた大協製
の中サイズは、現代における、怪獣造
形物のスタンンダードサイズ、と言っ
ても過言では無い、というか、決して
大げさでは無い、と思うのです。

そうですね、、、、五十路を超えた、
というか、昭和40年代生まれの、男
子にとっての、スタンンダードサイズ
という表現でも良いです。

要するに、マルサン・ブルマァクの、
スタンダードサイズの怪獣人形達の、
あのサイズ感は、2、3歳児が、握る
のに、抱きかかえるのに、丁度良いサ
イズであって、1960年代後期生ま
れの、五十路を超えた男が、今この現
在、再び怪獣を握りしめる時、これほ
どの(このケラトザウルス程の)大き
さが、ジャストな怪獣の抱き心地感?
かなぁ。








写真 補足

ケラトザウルス(中)大協製

大協1971年 相島敏夫監修「生きていたきょうりゅうと怪獣」シリーズ
大協1971年 中岡俊哉監修「宇宙怪獣」シリーズ

追記

生きていた恐龍と怪獣これと対になる、
別枠シリーズとして、中岡俊哉監修の
元に「宇宙怪獣」シリーズが展開され
ていました。

ケラトザウルスのみ両方のラインナッ
プに、股がる形で、広告に連載されて
いる為、恐竜なのか、怪獣なのか?!

自分としても、この件に関しては是非
有識者達の意見を聞きたいところなの
です。