河田のソフト怪獣シリーズ・草食恐竜プロントザウルス

今回は、河田のソフト怪獣シリーズ・草食恐竜プロントザウルスです。





このプロントザウルスの造形とりわけ
首筋部分の血管の浮き上がりのテクス
チャーに、ディルド感を感じました。
もう、これ、原型師の確信犯的な表現
方法に、男子は皆薄々感じていると思
いますが、子供時代には、到底気づか
ないトラップですよ。五十路に片足突
っ込んでいないと、わからないと思い
ます。でもこんな血管、アオスジ張っ
た、肌質を、目の前にした、肉食恐竜
チラノザウルスは、メスであろうと、
オスであろうと、絶対に、噛り付きた
くなるはず、そんな、造形です。まぁ
女子は、こんな恐竜まず、ほぼほぼ買
いませんからね。これでいいんです。

恐竜図鑑の巻頭トップカラー図解や、
もちろん表紙、表1ページ、または、
恐竜人形のヘッダーカード挿絵などな
ど、大体お決まりの構図は、首の長い
草食恐竜の首に、肉食恐竜が噛み付い
てるイラストが使われています。まぁ
そーゆーことです。

この河田のソフト怪獣シリーズの6体
ですが、当時のニュースで使われてい
る、商品見本写真を見て、初めて思っ
た事なのですが、4つ足怪獣は、バル
ゴンのみでした。そこに4つ足の恐竜
であるプロントザウルスを配置して来
たって、やはり見栄えの点で、必要不
可欠なチョイスだったのですね。

あとは、名前の表記です。このブログ
投稿でも、もう何体も肉食恐竜ティラ
ノサウルスは、登場してきました。

今回は大協以来の「チ」ラノザウルス
という表記で登場です。ブロントサウ
ルスの場合今回初の表記である「プ」
ロントザウルスです。2体共、語尾は
「ザウルス」で統一されています。

これは、自分の深読みかもしれません
が当時、すでに発売されていたポピー
製、キングザウルスシリーズへの威嚇
の意味も込めた、ネーミングなのかな
ぁ。

一応、今回の投稿にもニュースの文字
要素のみ、リライトして載せます。

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このところ「ウルトラマン」がテレビ
で再放送されたのを発端に、怪獣が静
かなブームを呼んでいるが、ダイヤブ
ロックで知られる(株)河田(新宿区
西大久保、河田親雄社長)もソフトビ
ニール製の怪獣を発売することになっ
た。この怪獣は、大映と日活で放映さ
れた映画に登場した怪獣たちで種類は
6点

1・火炎怪獣ガメラ
2・大巨獣ガッパ
3・超音波怪獣ギャオス
4・冷凍怪獣バルゴン
5・肉食恐竜チラノザウルス
6・草食恐竜プロントザウルス

やや堅めのソフトビニール製の怪獣で
従来発売されている怪獣よりも、サイ
ズはやや大きめ。彩色は4〜5色(通
常は3色)で金色・銀色も使用されて
いる。包装もみかんを入れるナイロン
ネットに台紙を付けた一風変わったも
ので、買い易いものになっている。売
価は380円発売は9月10日頃を予
定している。なお、製造元は日東科学
発売元の河田では、「初回は、とりあ
えず7万2000個を予定しており、

河田のソフト怪獣シリーズ
として売り出します。

9月初旬の国際見本市で発表するので
実物を手に取って内容のあるところを
ジックリ見てください(茶谷課長)と
自信のほどを語っていた。

怪獣は今回は3度目のブームを迎えて
いるわけだが、今年末商戦へ向けて、
SF宇宙ものと並んで、マスコミキャ
ラクターの柱となりそうな気配だけに
今後の成り行きが大いに注目される。

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写真 補足

河田のソフト怪獣シリーズ・草食恐竜プロントザウルス 製造元 日東科学 販売 河田

追記

なんか久しぶりに、河田のソフト怪獣
シリーズのギャオスを見たのですが、
羽のテクスチャーに、血管を見ること
ができました。これら怪獣・恐竜の担
当原型師は、相当血管が好きと見まし
たね。