ジンクロン・バラゴン・緑

今回は、ジンクロン・バラゴン・緑です。








このバラゴン、久しぶりに触ってみて
まず、気になって仕方が無いのが、腕
の部位の材質です。ゼリーというか、
グミというか、なんか、お菓子っぽく
てしかたがないのです(外見上が、と
いう意味で言っています)玩具で使用
される材質っぽくないのです。

で、背後からの、ビューなのですが、
背中の造形や尻尾の形状は、もう言う
こと無しで、かっこいいです。

これは、ソフトビニールの怪獣のフォ
ーマットそのまま、使用した原型だか
らかも。

ただ、前から見た時の、第一印象が、
なんだかなぁ、、です。

バラゴンは、狛犬モチーフだったと思
いますが、これが、まぁ狛犬玩具だと
してなら、この玩具は有りです。あと
は、獅子舞とかね。

しかし、怪獣玩具として見ると、少し
というか、大分見劣りします、、、。

何故この様な、感想が真っ先に出てく
るのでしょうか、、、

自分でもう一度考えてみて、数点思い
当たる、よく無い点を挙げていきたい
と、思います。

これは、もう口元に、締まりが無い!
ほとんどのマイナス要素は、この1点
に集中している!というか占めている
と言っても過言では無いでしょう。

ジンクロン・ブランドの怪獣というも
のは、口元のあの開閉ギミック、そし
てアゴ部位のカタチというか、表現方
法が、とても、かっこいいのです!!

でもこのバラゴンの口元といったら、
まぁ一応口元は、動くようになっては
いるのですが、、

なんか、今までのゴジラ、メカゴジラ
キングギドラの様な、あのジンクロン
というものを象徴していた、下顎部位
が、金属製でパクパク・システムを、
実行してい無いのです。そこが原因か
なぁ、、、

下顎を金属にする、という事は、見栄
えが、色味が、若干、頭部とは、変わ
ってくるので、そこが、合金の怪獣の
良さにつながる、とおもうのです。













写真 補足

ジンクロン・バラゴン・緑 腹部破損 ブルマァク製

地底怪獣バラゴン
「フランケンシュタイン対地底怪獣バラゴン」1965年8月8日公開に登場
「怪獣総進撃」1968年8月1日公開に登場

追記

今回のバラゴンの色味は、ガッパを、
思いだしました。

2020年1月15日投稿の河田製の
ガッパの色味ですが、身体は緑系で、
スプレーの吹きが、金色という、この
配色のコンビネーションは、昭和怪獣
玩具には、すごく適切な色味なのだな
ぁと、改めて思いました。